寝室の湿気対策で快眠へ

この記事でわかること

こんにちは!仙台青葉店の石川です🤗
今週も明るく、元気に、真剣にがんばります!
さて、今回は「寝室の湿気対策で快眠へ」についてのお話です✨
いよいよ東北地方も梅雨入りしました。
気温が高い日が続いていたので早めに衣替えや寝具の入れ替えを済ませて、湿気や防虫対策をした方も多いと思います。
で・す・が…、使っている寝具も含めて、寝室の湿気対策はお済みでしょうか?
寝室の湿気対策をして快眠できるようにしておきましょう!

寝室の湿気とは?

寝るときの快適な寝室の湿度は1年を通して約60~50%前後です。
梅雨~夏にかけては、 人が快適に眠れる温度が25~28度、湿度は50%前後が理想と言われています。
湿度が高ければ、喉や肌の乾燥を防げるのでは?と思う方もいるかもしれませんが、寒い冬とは違って外の気温が高いため、昼間に長時間も建物の壁や天井が暖められ、蓄えられた熱が夜に放射熱となり室温が上昇します。

空気の温度が高いほど、空気の中にたくさんの水分量を蓄えられるため、梅雨や夏で気温が高くなれば同じように湿度が高まります。
その湿度により体温を下げるための汗が蒸発しないため、体温が下がらず暑さを感じ続けることになるのです。
また、防犯のために部屋を閉めきる人も多いので、換気されていない状態であれば、高温多湿の空間になってしまいます。
高温多湿な室内での睡眠は寝不足、睡眠障害を引き起こすだけでなく、就寝中の夜間熱中症、脱水症状などの危険な状況に陥りやすいです。
寝室は、エアコン、除湿器、扇風機などを使って温度と湿度を一定に保つようにしましょう。

寝室の湿気で困ることは?

ダニやカビの発生

湿度が60%以上になるとカビやダニが発生しやすくなります。
ダニは人の体の垢や皮膚のかけら、フケなどを餌にしているため、布団、カーペット、畳などに生息しています。
特にカビは一度発生すると根を張って広がっていくので、簡単に完全除去することが難しいほどです。
使っている寝具だけでなく、ベッドフレーム、床、畳、壁、天井、インテリアなどの装飾品、家具にも発生し、ひどい場合は住宅の構造にダメージを与えることにも繋がります。
室内のカビやダニは、喘息やアレルギー鼻炎などの原因にもなってしまいますので注意が必要です。

睡眠の質が低下する

人は睡眠時に深部体温を下げる事でスムーズに眠りにつき、脳と体を休息させる仕組みがあります。
ですが、湿度が高いと体温を下げるための汗が蒸発しないため、体温が下がらず暑さを感じ続けることになります。
日本の夏の高温・多湿でジメジメした環境下では、深部体温の低下が鈍くなってしまうため、温度・湿度管理が上手にできていないと眠りが浅くなります。
暑くて寝られないことによる睡眠不足、寝ても疲れが取れないことによる睡眠の質の低下、他にも睡眠障害、自律神経の乱れなどを引き起こすが多いです。

寝室の湿気対策とは?

とにかくこまめに換気する

・晴天時には窓を開ける
・室内に風の通り道をつくる
・雨天時はエアコン、扇風機、除湿機、サーキュレーター、換気扇などで室内の空気を動かす
雨が降っている時はなかなか換気ができないので、湿気がこもりがちですが、風を送って空気を動かして乾燥させるようにしましょう。
また、エアコン、除湿機、扇風機などは清掃を怠ると汚れやカビの胞子や菌を部屋に拡散させることになります。
定期的なフィルター、プロペラの清掃を忘れずに行いましょう。

寝具にたまった湿気を逃す

敷き布団や掛け布団は、起きたら布団干しなどに掛けて、扇風機やサーキュレーターなどで風を当て、寝具にたまった湿気を飛ばしましょう。
枕もベッドヘッドなどに立てかけて、布団と一緒に風を当てて湿気を逃がします。
床に布団を敷いて寝ている場合も同様です。
床と布団の間に結露ができやすくカビが発生するため、布団は敷きっぱなしにせず、布団干しなどに掛けて風を当て、湿気を逃がすようにしましょう。
晴天時には、なるべく外に干して乾燥させることも大事ですが、なるべく通気性のいい素材で作られた寝具を使うことで早く乾燥させることができます。
「布団用除湿シート」を敷き布団やマットレスの「下」に敷くことも湿気対策になります。
マットレスを毎日壁に立てかけるのは大変ですが、除湿シートなら簡単に干せますし、くり返し使えるタイプなら何度も使えるのでおすすめです。
また、ふとん乾燥機を30分ほど使って湿気を逃がすと寝心地も変わります。
寝る時間には布団が冷めているように、早めの時間に乾燥させてください。
30分より短い時間しか乾燥できなくても、やらないよりは湿気を逃すためにやっておくことをおすすめします。

こまめに洗濯、掃除する

定期的に掃除をすることで湿気によるカビの発生を抑え、ダニの増殖を防ぐことに繋がります。
寝具はシーツ・カバーなどの取り外せる寝具も週に2~3回は取り換えて洗います。
寝室になるインテリアや家具のホコリも湿気を含むことで雑菌やダニが繁殖する原因になるので拭き掃除を忘れないように気をつけましょう。
また、床やカーペットは掃除機をかけると思いますが、寝具も布団用掃除機を使ってホコリや髪の毛、目に見えないダニを除去することも大事です。
すでにカビが発生してしまった場合は、できるだけ早めの処分をしてカビの胞子や菌が広がらないようにしましょう。

この記事の結論は?

以上が「寝室の湿気対策で快眠へ」についてのお話でした💁‍♀️
冬の湿度は大切ですが、夏の湿度は暑くて厄介なので、しっかりと対策をしないと睡眠に悪影響を及ぼします。
「湿気を飛ばす」「空気を動かす」のが睡眠環境の改善に繋がります。
寝室にたくさん物を置かず、空気の通り道を作り、寝具と室内の温度と湿度を一定に保つことで快眠に繋がります。
湿気対策グッズを駆使しながら今年の高温多湿な季節を一緒に乗り切りましょう👍

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