寝具のシミ取り

この記事でわかること

2月3日節分の日は、各地域で「節分祭」が行われていますが、今年もコロナウイルスの影響で軒並み中止になっていますね👹💦
こうなったら自宅で全力豆まきと美味しい恵方巻を食べて、邪気や嫌なことを吹っ飛ばしてしまいましょう!
ちなみに今年の吉方は「北北西やや北」の方角ですよ~😋
さて、今回は「寝具のシミ取り」についてのお話です💁‍♀️
天日干しは出来ても、気軽に丸洗いすることができない布団や毛布。
寝ている間についた汗や皮脂のシミ、体を引っ搔いてしまってついた血液汚れなどを部分的に落としたい場合、皆様はどうしていますか?
まずは汚れの種類や寝具の素材によって洗浄方法が異なるので一緒に確認していきましょう✨

 

どんな汚れ?

汚れには水溶性・油溶性・不溶性など様々な種類があります。
水洗いをしても落ちない場合、汚れの種類によって洗剤を使い分けることがポイントになります。

  • 水溶性汚れ・・・コーヒー、ジュース、ワインなど
  • 油溶性汚れ・・・ボールペン、口紅、サラダ油など
  • 不溶性の汚れ・・・泥、ホコリなど
  • たんぱく質汚れ・・・血液、牛乳、皮脂など

たんぱく質汚れは、時間の経過とともに固まって繊維に固着し落ちにくくなります。
また、熱をかけてしまうと固まってしまい、汚れが落ちにくい状態になります。
シミ抜きの際は、水か人肌程度のぬるま湯を使うのがおすすめです。

洗剤の種類は?

■弱アルカリ性洗剤
中性洗剤より洗浄力が高く、油汚れやたんぱく質汚れの洗濯に向いてます。
皮脂汚れが目立つ場合は弱アルカリ性の粉末洗剤がおすすめです。
■中性洗剤
ウールやシルクなどに使えるおしゃれ着用洗剤です。
弱アルカリ性洗剤に比べて生地や素材への負担が少ないので、色落ちなどが心配な場合は中性洗剤で試してみましょう。
■漂白剤
繊維に残ってしまった色素汚れなどの除去に使います。
同じ液体漂白剤でも塩素系と酸素系があるので、用途に合わせて選ぶようにしましょう。

シミ取り方

種類が異なる洗剤同士を混ぜてはいけません 
必ず一種類の洗剤を少量ずつ使用しましょう。
汚れを落とすときは、絶対にゴシゴシ擦ってはいけません
素材が毛羽立って生地を傷めてしまい、生地の奥まで汚れを刷り込む可能性が高いからです。
気になる汚れ部分に少量の洗剤を塗布し、白い生地やタオルを当てて綿棒や古くなった歯ブラシ、ハンカチなどで優しく叩きます。
何度か繰り返して汚れが取れてきたら、濡れタオルで洗剤部分を拭き取ります。
汚れを当て布に移すようなイメージで優しくタップするのがポイントです。
作業が終わって濡れたままにしているとカビの原因になるため、しっかり乾かしましょう。

この記事の結論

以上が「寝具のシミ取り」についてのお話でした💁‍♀️
自宅で洗浄してもシミ汚れなどが落ちない場合は、弊社での打ち直しやリフォームをご検討頂けますと幸いです✨

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