夏は要注意!ウイルスの掃除と除菌

この記事でわかること

こんにちは!仙台青葉店の石川です😊
今週も明るく、元気に、真剣に頑張ります!
さて、今回は「夏は要注意!ウイルスの掃除と除菌」についてのお話です💁‍♀️
昨年も同様の記事を投稿していますが、内容をアップデートしてお話していきます。
日頃から食材、食品の衛生管理をしっかり行っていても夏と冬に多いのが「食中毒」です。
他にも「感染性(ウイルス性)胃腸炎」だけでなく、「手足口病」「溶連菌」などの感染症も増える傾向があります。
もし突然のことでお布団などを汚してしまった場合、皆さんはどのように処理しますか?

食中毒とは?

そもそも食中毒とは、食中毒を起こすもととなる細菌やウイルス、有毒な物質がついた食べ物を食べることによって、下痢、腹痛、発熱、吐き気などの症状が出る病気のことです。
原因によって症状や食べてから病気になるまでの時間はさまざまで個人差があります。
家庭での発生では症状が軽かったり、発症する人が1人や2人のことが多いことから風邪や寝冷えなどと思われがちで、食中毒とは気づかれずに重症化することもあります。
適切な対応が遅れると時には命にもかかわるとても怖い病気です。
食中毒を起こす主な細菌、ウイルスは、サルモネラ菌、黄色ブドウ球菌、腸炎ビブリオ菌、カンピロバクター、ノロウイルス、腸管出血性大腸菌(O157、O111など)、E型肝炎ウイルスなどがあります。

季節は関係ない?

日頃から食中毒予防の一つとして食材の保管方法や消費期限などを守るように心がけているという方も多いと思います。
しかし、どれだけきちんと管理、調理していても食中毒の原因は様々なので、普段、当たり前にしていることが思わぬ食中毒を引き起こすことがあるのです。
実は、食中毒は年間を通して発生しているという事をご存知でしたか?
農林水産省のホームページでは、食中毒発生状況のデータが掲載されています。
◆農林水産省ホームページ「食中毒は年間を通して発生しています」
https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/foodpoisoning/statistics.html

特に梅雨時期(5月~6月)と夏(7月~9月)は湿度や気温が高く、細菌が増えやすいため、細菌性の食中毒の発生件数が増加する傾向にあるそうです。
冬(12月~3月)には、ノロウイルス、ロタウイルスなどのウイルス性食中毒の発生もあります。
他にも細菌によるカンピロバクター、ウェルシュ菌などの食中毒菌もあり、時には集団感染の発生を引き起こすこともあります。
主な症状は、下痢、悪心、嘔吐、時に腹痛、発熱などの症状をきたします。

汚した布団の処理方法は?

ノロウイルスなどの感染性胃腸炎で嘔吐をした場合、その飛沫を少しでも吸い込んでしまうと吸い込んだ人もウイルスに感染してしまいます。
そのため嘔吐物を慌てて処理するとウイルスを吸い込んで家庭内で感染が広がってしまう可能性があります。
二次感染を防ぐためにも、正しい方法で注意しながら処理を行いましょう。

使い捨ての手袋とマスクを装着

体内にウイルスを取り込まないように、まずは使い捨ての手袋とマスクをつけます。
皮膚との間に隙間ができないようにしっかり装着しましょう。

しっかり拭き取る

汚れが飛び散らないように、外側から内側にかけて静かにペーパータオルやぞうきんで拭き取ります。
その後、塩素系漂白剤を50~100倍に薄めた消毒剤で浸すように拭き取り、さらに水拭きします。
使ったぞうきんは、絶対に使いまわさずに捨ててください。
大きめのビニール袋に消毒液を入れて、その中にぞうきんを浸して捨てましょう。
処理した後は必ず手や指、爪の部分までよく洗ってください。
※ノロウイルスやロタウイルスなどの消毒は、アルコール系が効きづらいため、たんぱく質のカラを物理的に破壊する『次亜塩素酸ナトリウムを含む塩素系漂白剤』が効果的です。

拭き取ったあとは?

熱を使ってウイルスを死滅させる

拭き取った後にすぐに洗えないときは、熱でウイルスを死滅させましょう。
【スチームアイロンを使う】
塩素系漂白剤を使って拭き取り、水拭きでも十分に取り除いた後、スチームアイロンを1か所あたり2分ほどあてましょう。
アイロン後は外で日干しをするとさらによいでしょう。

【布団乾燥機を使う】

塩素系漂白剤を使って拭き取り、水拭きでも十分に取り除いた後、外で日干しをしてよく乾燥させます。
乾燥させた後に布団乾燥機を使って50℃以上で30分間加熱すれば、ウイルスを不活化できるといわれています。

洗濯機で洗う

まずは洗濯表示を見て、乾燥機の使用がOKか確認します。
自宅で洗える布団、毛布、シーツ、カバーなどは、100倍に薄めた塩素系消毒剤に10分間浸したあと、他の洗濯物とは分けて洗濯をしましょう。
嘔吐物を処理した後でもウイルスが残っていることがあるので、他の洗濯物と一緒に洗うのは避けてください。
ただし、塩素系消毒剤は漂白するので注意が必要です。
色落ちさせたくないものは、バケツなどに洗剤と水を入れてもみ洗いをします。
しぶきが飛び散らないように静かに洗い、洗い終わったらよくすすぎ、85℃の熱湯に1分間浸します。

布団クリーニングに出す

1番きれいになる方法はクリーニングに出す方法ですが、一般のクリーニング店では嘔吐物が付いた布団は受け付けていないことが多いです。
ただし、自分である程度嘔吐物を処理していれば洗ってもらえる場合もあります。
状況を説明してクリーニング店に相談してみましょう。
消毒が必要な布団は、消毒処理ができる「指定洗濯物取扱施設」にクリーニングを依頼する必要があります。
「指定洗濯物取扱施設」の場所はインターネットなどで調べるか、お住まいの地域の保健所に問い合わせて確認してください。

※もし布団を捨てる場合は?

処理しても臭い、汚れが取れない場合や見た目にはきれいになっても嘔吐物の気持ち悪さが頭から消えないという人もいるかもしれません。
寝具を粗大ゴミとして捨てる場合は、嘔吐物がついたままでは回収してもらえません。
自治体ごとのルールに従い、確認をとってから処分するようにしましょう。

やってはいけないこと

食中毒かもしれない…と思った時は早めの対処が必要ですが、やってはいけないこともあります。

放置しない

放置すると、嘔吐物が乾燥します。
エアコンなどを使っていると気流にのった乾燥物が室内に広がってしまいます。
衛生面を考えて、早めに対処しましょう。

消臭スプレーをかけない

消臭スプレーをかけても、臭いの元が消滅する訳ではありません。
除菌などの効果があるスプレーでは、感染性ウイルスを滅菌することはできないので必ず塩素系漂白剤などで掃除しましょう。

汚れを広げない

ペーパータオルで汚れをふき取る際には、汚れた面で何度も寝具を拭いてはいけません。
また、汚れを拭き取るときは、外側から中心に向かって汚れを集めます。
そうすることで、汚れが広がらずに済みます。
こすって汚れを落とそうとすると、汚れが繊維の内部に染みこみやすくなるため気を付けてください。

食器用洗剤・ハンドソープなどは使わない

日常的に使っている食器用洗剤・ハンドソープなどでは、嘔吐物の消毒・消臭に対処できません。
食器用洗剤・ハンドソープは中性または弱アルカリ性です。
嘔吐物には「胃酸」という強酸が含まれるため、強酸性の汚れを化学的に中和したい場合は、強アルカリ性の薬剤でなければ対応できません。

この記事の結論は?

以上が「夏は要注意!ウイルスの掃除と除菌」についてのお話でした💁‍♀️
小さいお子様がいるご家庭では、突然の発熱や嘔吐などを経験したことがある人も多いと思います。
日に日に気温も高くなっている時期ですので、外食先での食事、家庭内での食事での発症、人からの感染などに気をつけましょう。
食中毒に関する情報は厚生労働省のホームページでも確認できます。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/index.html

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