睡眠と紫外線

この記事でわかること

こんにちは!仙台青葉店の石川です😊
今週も明るく、元気に、真剣に頑張ります!
さて、今回は「睡眠と紫外線」についてのお話です🌞
梅雨入りしてからあっと言う間に梅雨明けが発表されました。
「梅雨の戻り」も心配されていますが、最近の晴れた日は災害級の暑さと強い紫外線が気になりますよね。
紫外線を必要以上に浴びてしまったとき、皆様はどのようにしていますか?

太陽光の効能とは?

1骨や歯を強くする

日光を浴びることはビタミンDを体内で生成されます。
ビタミンDは皮膚の免疫組織を高めたり、カルシウムの吸収を良くするため、間接的に骨や歯を強くする効果が期待できます。
太陽光をほとんど浴びずに過ごしているとビタミンD不足が生じてしまいます。
ビタミンDが不足すると、骨にミネラルを正常に沈着させることができなくなり、歯がもろくなり、骨が正常に作り替えられなくなってしまいます。

2脳や心の健康に役立つ

脳は記憶力や思考力などを司る重要な器官ですが、年齢とともにビタミンDの摂取レベルが低下すると認知を司る脳の機能が低下することが研究で分かっています。
逆に、ビタミンDの摂取レベルが正常な方は、低い人と比べて、認知機能の低下リスクが半減したそうです。
また、ビタミンDは「うつ」にも良い効果があると研究によって明らかになっています。
食事やサプリメントなどからビタミンDを補給しつつ、生活の中で日光を浴びてビタミンDを効果的に体内に取り入れましょう。

3体内時計をリセットする

1日は24時間ですが、体内時計は約25時間と言われています。
仮に光を浴びないで生活すると、地球の自転周期と体内時計がズレてしまい、1日24時間という周期に身体が適応できなくなってしまうのです。
「同じ時間に起きて、同じ時間に寝ているから大丈夫」と思う方もいるかもしれません。
確かに日光を浴びていれば問題はありませんが、週末は暗い部屋の中で昼まで寝ている方、日中薄暗い部屋の中で過ごしているという方は、体内時計がズレてしまいます。
体内時計がズレる=ホルモンバランスや自律神経が乱れたり、情緒が不安定になったり、うつのような症状に繋がる原因にもなります。
週末お休みの日もいつもと同じ時間に起床し、日光を浴びる習慣をつけましょう。

4幸せホルモンの分泌

太陽光を浴びることで分泌が高まるのがセロトニンです。
セロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれているように、心の安定を保つのに役立ちます。
ストレスホルモンが増えすぎないように調整するのもセロトニンの役割です。
また、自律神経の安定性にも関係しており、老化の防止にもつながっています。
太陽光を浴びすぎるとシミ・シワなどの老化、皮膚がん発生などを招きますが、浴びないことも老化につながるのです。

日焼けによるダメージ

地球温暖化やオゾン層の破壊が進み、太陽から出ている紫外線の量は10年前、20年前、30年前よりも強く、多くなっています。
近年では紫外線の強さから異常なただれ、やけどのようなダメージを受ける人、「日光(紫外線)アレルギー」を発症している人も急増しています。
皮膚ガンのすべてが紫外線によって起こるわけではありませんが、顔や手の甲など長年にわたり日光を浴び続けた場所に出るガンとして日光角化症、有棘細胞癌、基底細胞ガン、メラノーマがあります。
また、 紫外線は肌だけではなく目にも影響を与えており、角膜の炎症を起こし、目の痛みや充血の症状が出る紫外線角膜炎、白内障のリスクに繋がります。

睡眠との関係

紫外線を肌や目から多く浴びることで、体内では有害物質から身を守る活性酸素が増加します。
この活性酸素によって自律神経が乱れ、脳の疲労から全身の疲労につながることがあります。
それを予防する手段の1つが睡眠です。
私たちの睡眠中には、成長ホルモンが分泌されています。
睡眠中にまとまって分泌される成長ホルモンには、新陳代謝を高めて、肌のターンオーバーを促進する働きがあります。

傷ついた細胞を修復して体の成長を促し、体の回復を促すのが睡眠なのです。
睡眠不足や質の悪い睡眠は、日中の眠気や意欲低下・記憶力減退など精神機能の低下を引き起こすだけではなく、体内のホルモン分泌や自律神経機能にも大きな影響を及ぼすことが知られています。

紫外線の対処

紫外線を浴びすぎないために日焼け止め、日傘、帽子、ラッシュガードなどを使用している方も多いと思います。
しかし、紫外線を必要以上に多く浴びてしまった時は、早めの対処が必要です。

1色素沈着の前に冷やす

日焼けは肌が軽くやけどしているような状態です。
まずは肌表面の温度を下げることが、不快感を軽減するうえでも有効的です。
ただし、日焼けによる炎症がひどい場合は、すぐに専門医へ受診するようにしましょう。

2充分な睡眠をとる

前述でもお話した通り、睡眠中にまとまって分泌される成長ホルモンには、新陳代謝を高めて、肌のターンオーバーを促進する働きがあります。
傷ついた細胞を修復して体の成長を促し、体の回復を促すのが睡眠です。

3ビタミンA、ビタミンCを摂取する

緑黄色野菜に多く含まれるビタミンAには、皮膚や粘膜の免疫力をアップさせてくれるといわれており、紫外線やストレスでダメージを受けた肌をサポートする働きがあります。
また、フルーツや野菜に含まれるビタミンCには抗酸化作用があります。
紫外線疲労の原因となる活性酸素から細胞や組織を守るだけではなく、皮膚や粘膜を健康に保ち、コラーゲンの生成を促しながら肌のターンオーバーを整える効果があります。

この記事の結論は?

以上が「睡眠と紫外線」についてのお話でした💁‍♀️
紫外線も気になりますが、暑さ対策も必須の毎日です。
雨の日でも気温と湿度が高いので、皆様も熱中症などにはくれぐれもお気を付けください。
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