睡眠不足と感染症

2022年2月11日 2022年2月11日

はなまるリビング

この記事でわかること

こんにちは！仙台青葉店の石川です😊
今週も明るく、元気に、真剣に頑張ります！
今回は「睡眠不足と感染症」についてのお話です☝
新型コロナウイルスの感染予防として手洗い、うがい、消毒、マスク着用を行っていますよね。
新型コロナウイルスの情報はテレビや新聞、ネットニュースで頻繁に目にしますが…
感染症には風邪、インフルエンザ、感染性胃腸炎、手足口病なども存在します😷
日頃の感染対策のおかげで例年よりは感染者の数が少ないものの、予防をすることが大切です。
まずは食事、運動だけではなく、睡眠不足を改善して免疫力を上げていきましょう✨

感染率は約3倍

「寝不足は免疫力が低下する」というような話を皆様も聞いたことがあると思います。
実は、睡眠不足による感染症率は、十分な睡眠をとっている人に比べて約３倍と言われています。
カリフォルニア大学サンフランシスコ校が２０１５年に論文で発表した実験にて

①平均２９歳で健康な男女１６４名から７日間の睡眠時間を測定。
②鼻から風邪のウイルスを入れて管理された睡眠時間で５日間を過ごす。
③睡眠時間別に各グループのウイルス感染率を調査。
そこでの調査は、
７時間以上の睡眠は感染率が１７.２％
６～７時間の睡眠は２２.２％
５～６時間の睡眠は３０％
５時間未満の睡眠は４５.２％
とういう結果でした。
他にも３０日間かけて調査した研究機関もあり、睡眠が５時間以下の人は、風邪や感染症にかかる割合が高い傾向であることが分かっています。

睡眠の役割

免疫力をあげるなら睡眠時間を確保することです。
睡眠には3つの役割があります。

記憶の整理→脳の疲れをとり、記憶の整理をする
修復成長→傷ついた細胞を修復し、体の成長を促す
疲労回復→体の疲れをとり、病気の回復を促す

睡眠不足や質の悪い睡眠では、睡眠中のホルモンが十分に分泌されず、免疫細胞の減少などにつながります。
そして、より良い睡眠に必要な3つの条件があります。

量→十分な睡眠時間
質→安定した眠り
リズム→規則正しさ

睡眠は日中をよりよく生活するための準備時間です。
免疫細胞が侵入してきた異物の情報を長く記憶するためにも睡眠が必要になります。
他にもバランスのとれた食事、適度な運動を取り入れることも大切です。
「眠りのための睡眠」ではなく、「活動するための睡眠」であることを意識して睡眠時間を確保するようにしましょう。