みかんを食べましょ

この記事でわかること

こんにちは!仙台青葉店の石川です😊
今週も明るく、元気に、真剣に頑張ります!
さて、今回は「みかん」についてのお話です🍊
冬になると「こたつにみかん」という言葉をよく耳にしますよね。
みかん自体はビタミンC、ミネラル、食物繊維が含まれていてカロリーはショートケーキの10分の1程度。
低カロリーで水分が多く、お腹に溜まりやすい果物ですが、捨てるところが無いってご存知でしたか?

みかんの効果効能

みかんの効果効能についてはご存知の方も多いと思いますが、どんな効果があるのかをご紹介します。

1肌荒れ対策

ビタミンCは身体の細胞同士をつなぐ「コラーゲン」の合成に欠かせません。
皮膚にあるメラニン色素の生成を抑える効果があり、日焼け対策にもなります。

2免疫力の維持

ビタミンCには風邪をはじめとした病気への抵抗力を高める作用があります。
みかんの色素成分である「β-クリプトキサンチン」には、抗体の生産を促して免疫力を高める作用があります。

3老化対策

ビタミンCやβークリプトキサンチンには、「活性酸素」から細胞を守る抗酸化作用があり、老化対策に役立ちます。

4便秘対策

みかんには、便秘対策に役立つ「食物繊維」が豊富で100gあたりの含有量は0.4gです。
水溶性食物繊維と不溶性食物繊維が両方含まれています。
不溶性食物繊維は、便の容積を増やして大腸を刺激し、スムーズな排便を促す栄養素です。

5血流促進

みかんには、血流を促す作用がある「ヘスペリジン」が含まれています。
ヘスペリジンはポリフェノールの一種であり、とくにみかんのアルベド(白いスジの部分)に豊富です。
毛細血管を拡げたり、毛細血管の壁を強くする作用があり、血流促進につながることにより、むくみ対策や冷え対策に役立ちます。

みかんの皮

みかんを食べた後、みかんの皮が残りますよね。
実は、 乾燥したみかんの皮は漢方にも使われる生薬「陳皮(チンピ)」として重宝されてきました。
私たちの睡眠にも必要な3つの効果があると言われています。

1覚醒効果・リラックス効果

皮に含まれるリモネンには、交感神経を刺激する作用があり、体内時計リセット効果もあります。
初期は交感神経刺激で覚醒効果がりますが、30分後あたりにはリラックスの脳波α波が出ることが実験でデータが出ています。
睡眠の30分前に香りを嗅ぐことで心と体を落ち着かせることが出来ます。

2冷え改善

陳皮は血管を拡張させて血流を良くし、末梢体温を維持する効果のある「へスぺリジン(ポリフェノールの一種)」を含みます。
そのため、陳皮を細かく刻んで料理に混ぜたり、お風呂に入れて入浴剤にすると冷えの改善にも役立ちます。

3胃腸の調整

陳皮は胃酸の分泌を促進させるとともに、胃から腸への排出を早めたり、腸の蠕動運動を促進させたりする「理気薬」として使用されてきました。
そのため多くの漢方処方の胃薬(補中益気湯や六君子湯など)には陳皮が配合されています。

陳皮の作り方

陳皮は、みかんの皮を1週間ほど天日に干すだけで家庭でも簡単に作れます。
ワックスや農薬が気になる場合は、よく湯通ししてから干すと◎。
保管の際は、湿気を吸いやすいためふた付きの密閉容器に防湿材と一緒に入れましょう。
作った陳皮は、煎じてショウガやハチミツをお好みで加え、陳皮茶にしたり、お鍋や餃子などの隠し味に使用したりと幅広く活用できます。
また、入浴剤にするのもおすすめです。
適当な大きさに砕いてからガーゼや布巾に包んで湯船に入れると、巡りが良くなり体がポカポカと温まりますよ。

この記事の結論は?

以上が「みかん」についてのお話でした💁‍♀️
乾燥対策もしつつ、みかんでビタミンを摂って、しっかり睡眠時間もとって体調管理をしていきましょう✨

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