この記事でわかること

こんにちは!仙台青葉店の石川です😊
今週も明るく、元気に、真剣に頑張ります!
さて、今回は「秋の花粉とハウスダスト」についてのお話です💁‍♀️
花粉症と言えば、春頃に発生するスギ、ヒノキによる花粉のイメージが強いのですが、実は秋にも原因となる花粉が飛んでいます。
他にも秋は、ダニの死骸やフンが増加・蓄積してハウスダストによるアレルギー性鼻炎が増える時期と言われています。
花粉症に関しては、以前に投稿した記事と合わせてご覧ください✨
はなまる日記 第502話 お布団と花粉🤧
はなまる日記 第582話 睡眠と花粉症🤧

秋の花粉症とは?

花粉症は春先から始まるスギ花粉症をイメージしがちです。
実は、日本だけでも現在60種類以上の花粉症が報告されており、一年を通して花粉症になる可能性があります。
花粉症の症状に悩まされる人が多くなるのは春ですが、次に多いのが秋です。
花粉症の人のうち約15%が秋になると目のかゆみ、咳、くしゃみ、鼻水、肌荒れなどの症状を訴えています。
花粉の粒子が小さく、身体の奥深くまで侵入することがあり、気管支にまで入ってくると喘息のような症状を起こすこともあるので注意が必要です。
その症状も原因となる植物によって若干変わることがあります。
また、スギ花粉症がある人は、秋の花粉症も発症しやすくなるといわれています。

花粉の種類は?

秋の花粉症で代表的なものは以下の植物(雑草など)によるものです。

・キク科のブタクサやヨモギ
・アサ科のカナグムラ
・イネ科のカモガヤ
住宅街やオフィス街、道端や土手、公園、空き地などの身近な場所に生えている雑草です。
これらの草の開花期は 8月~11月頃にかけて花粉が飛散し、人間の目や鼻にアレルギー症状を引き起こします。
飛散量のピークは9月ですが、気候の変動によって飛散量も変わってくるため、関東ではブタクサの花粉が12月頃まで飛散することもあります。
いずれも上記の植物は、東北や関東で多く飛散することが分かっています。

ハウスダストも注意

家の中で症状が強くなるような場合は、花粉症ではなくハウスダストの可能性もあります。
ハウスダストには、室内のホコリやダニ(死骸も)、ペットの毛、人の髪の毛、フケ、カビなどが含まれます。
夏の暑い時期に繁殖するダニは、秋になると死んでしまいますが、その死骸は小さく非常に軽いため、人の動きや空気の流れによって舞いあがります。
それがアレルギー症状を引き起こす原因になり、近年では症状を訴える人が増加しています。
ダニアレルギーの場合は、鼻炎症状にとどまらず喘息に発展することもあるので注意が必要です。
こまめな掃除、洗濯はもちろんですが、枕や布団を干したり、布団用掃除機などでキレイに除去するようにしましょう。

日常生活での対策法

秋の花粉症に対しては、スギやヒノキのように花粉の飛散情報が出ることはありません。
日常生活の中でできる対策を取り入れて、うまく避けるようにしましょう。

花粉を浴びないようにする

  • マスクや花粉症用メガネの着用
  • 花粉の付着しにくい素材の服を着る
  • 帰宅時に玄関前で花粉を払う
  • 帰宅後の洗顔、手洗い、うがい(ひどい場合は髪にも付着しているのこともあるので入浴も◎)
  • 掃除の徹底、空気清浄機の利用

自宅や会社や学校の近く、通勤・通学や散歩、ジョギングで利用する道などにブタクサ、ヨモギ、カナムグラといった秋の花粉症の原因になる植物があれば、できるだけ近づかないようにしましょう。

免疫力をあげる

睡眠不足になると花粉症に限らず、菌などに対抗する免疫力が下がってしまいます。
免疫力をあげるならバランスのいい食事、適度な運動の他に質の良い睡眠と時間を確保することが大切です。

睡眠には3つの役割があります。

  • 記憶の整理→脳の疲れをとり、記憶の整理をする
  • 修復成長→傷ついた細胞を修復し、体の成長を促す
  • 疲労回復→体の疲れをとり、病気の回復を促す

そして、より良い睡眠に必要な3つの条件があります。

  • 量→十分な睡眠時間
  • 質→安定した眠り
  • リズム→規則正しさ

睡眠不足や質の悪い睡眠では、睡眠中のホルモンが十分に分泌されず、免疫細胞の減少などにつながります。
免疫細胞が侵入してきた異物の情報を長く記憶するためにも十分な睡眠が必要です。

この記事の結論は?

以上が「秋の花粉症とハウスダスト」についてのお話でした💁‍♀️
風邪と花粉症などのアレルギー症状では、治療がまったく異なります。
くしゃみや鼻みず、咳などの症状から風邪と自己判断せず、風邪薬を買う前に薬局の薬剤師に相談したり、病院で診察を受けるようにしましょう🤗

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