
この記事でわかること
今週も明るく、元気に、真剣に頑張ります!
さて、今回は「新しい環境での緊張疲れ…睡眠の関係と対策とは?」についてのお話です💁♀️
新年度が始まり、就職、転勤、異動、進学で新生活をスタートした方々も多い時期ですよね。
新しい環境に早く慣れようと頑張っていると気付かない内にストレスが溜まってしまうことがあります。
また、緊張や疲れから布団に入っても「なんだか気持ちが落ち着かない」「ずっとソワソワする」という状況に陥る人も増える時期です。
生活リズムが乱れてしまうと睡眠不足から自律神経の乱れに繋がり、心身の不調へと悪化していきます。
毎年、この時期に同様の記事を投稿していますが、内容をアップデートして緊張疲れをどのようにしたらいいのかをお話していきます☝
新生活で起こる睡眠の変化とは?
人間は本来、「疲れる・周囲が暗い・安心できる」の3つの状態にあるときに眠れるものです。
新生活が始まると慣れない環境での疲労感は大きく、帰宅して食事した後はすぐに眠ってしまうことが多くなります。
または、その逆で人間関係で気疲れしていたり、慣れない作業や環境のことで考え込んでしまい、入眠に時間がかかったり、眠れないという人もいます。
実はこれが生活リズムや自律神経の乱れに繋がる落とし穴なのです。
不安、緊張、ストレス
緊張感と疲れ、新生活への不安、人間関係の変化などでストレスを感じることが多く、慣れるまでに時間がかかります。
最初の頃は、疲れてすぐに寝付くことができても、睡眠時間がまばらになっていたり、夜更かしをしていると生活リズムの乱れに繋がります。
生活リズムの乱れが常態化すると決まった時間に眠れなくなり、日中の活動に支障が出てしまいます。
帰宅してからのルーティーンを決めて、就寝時間と起床時間を定めるように心掛けましょう。
眠る環境の変化
新しい布団や枕、室内の環境、周囲の騒音などで眠れないという人も少なくありません。
枕の高さを調整したり、室内の照明を変えたり、自分がリラックスできるものを用意して改善してみましょう。
午後のカフェイン
日中、アクティブに活動したいときカフェインは有用ですが、午後に摂取すると睡眠に影響を及ぼすこともあります。
特に対面での会議・ミーティング・商談などでは、コーヒーやお茶を出したり、いただいたりする機会も少なくないと思います。
カフェインは体内に8時間とどまると言われているので、飲むタイミングに注意が必要です。
休日にたくさん寝ている
確かに体力を回復するために睡眠は必要ですし、平日にとれなかった睡眠時間を補うために「寝溜め」したい気持ちもありますよね。
しかし、長時間の睡眠は頭痛、自律神経やホルモンバランスの乱れにも繋がり、学校やお仕事の日は睡眠不足になる悪循環に陥りやすくなります。
普段から睡眠時間を確保して、休日は1時間ほど多めに睡眠をとり、規則的に動くようにしましょう。

眠れない時は?
環境が変わって疲れているはずなのに眠れない…という場合は、どうしたら良いのかご紹介します。
心身の緊張をゆるめる
深くゆったりとした呼吸を意識しながら、ストレッチしましょう。
心身の緊張がほぐれて副交感神経が優位になります。
1.仰向けに寝て、万歳する
2.両手・両足引っ張られるイメージで、ゆっくりと背伸びする(30秒程度)
3.全身の力を抜く
4.2~3を3回程度繰り返す
5.両手・両脚を天井に向ける
6.手足の力を抜いてブラブラゆらす(1分程度)
7.全身の力を抜いて仰向けに寝る
8.ゆったり&深い呼吸を繰り返して目を閉じる
心を落ち着ける
不安や緊張が強いとき、心がざわつくときは、心を落ちつける工夫をしましょう。
心地よい眠りにつくため、嗅覚・聴覚を使ってリラックスすることができます。
・アロマオイル
・ヒーリングミュージックなどの音楽
お風呂に浸かる
体が冷えている場合は眠気が訪れません。
お風呂で体の芯まで温まって、ほてりが冷めるころに布団へ入るようにしましょう。
眠る努力はしない・焦らない
暗い寝室で目を閉じれば視覚情報を遮断できるので脳は休息します。
また、横になって力を抜くと全身の緊張がほぐれてリラックス状態になるので、眠れなかったとしても意外に疲れをとることが出来ます。

この記事の結論は?
普段から朝日を浴びる・日中適度な運動をする・夕食は早めに食べるなど生活習慣を見直し、「夜になったら眠くなる」リズムを整えることが大切です。
新生活がスタートして生活リズムが乱れてしまわないように、しっかりと自分のルーティーンを決めて過ごすようにしましょう。