睡眠と毛髪

この記事でわかること

こんにちは!仙台青葉店の石川です😊
今週も明るく、元気に、真剣に頑張ります!
さて、今回は「睡眠と毛髪」についてのお話です💁‍♀️
近年では男女問わず美容意識の高まりもあり、お肌だけではなく、「美髪」「髪質改善」などが注目されていますよね。
睡眠は健康を維持すること、お肌や美容に関しても非常に重要な事です。
実は、睡眠時間が短かったり、睡眠の質が良くないと頭皮や髪質の状態が変わってしまうことがあるってご存知でしたか?

睡眠と毛髪の関係とは?

髪の成長や頭皮の新陳代謝・修復には成長ホルモンが関わっています。
この成長ホルモンは睡眠中の特に深い眠りについたときに多く分泌されます。
睡眠不足になると成長ホルモンの分泌が減少し、毛髪の形成に必要なタンパク質の合成が十分に行われなくなる恐れがあります。
そうなってしまうと、どんなに高価なシャンプーや評判の良いトリートメントを使っても、せっかくの美容成分うまく吸収・定着されない状態なのです。
睡眠不足は体の不調、肌荒れだけではなく、体の一部である髪が健康的に育たなかったり、ダメージを受けた頭皮の修復が間に合わないことで頭皮環境が悪化し、切れ毛、抜け毛などの薄毛、枝毛やパサついた髪質になる要因となります。

成長ホルモンの働き

成長ホルモンは、 入眠開始から3時間の間にもっとも多く分泌されます。
成長ホルモンが分泌されると、IGF-1(インスリン様成長因子1)という物質が生成されます。
IGF-1には、次のような働きがあります。

  • 毛母細胞の増殖を促進
  • 血行改善
  • 髪のタンパク質量の増加
  • 抗炎症作用

 これらの働きは全て太くて長い健康な髪をつくり、健やかな頭皮環境を維持するのに欠かせないものです。
「睡眠不足はお肌の大敵」と言われるように頭皮や毛髪にとっても睡眠不足は大敵です。
夜更かしで生活リズムが崩れると成長ホルモンの分泌量に良くない影響を与えるため、睡眠リズムを整えて早めの就寝を心掛けましょう。

毛髪に良い睡眠のために

1日々の睡眠リズムを一定に保つ

適切な睡眠時間は年齢や体調によって変わるため、自分にあった睡眠時間を見つけて睡眠リズムを整えることが重要です。
なるべく起床時間と睡眠時間を一定に保ち、日中の眠気に困らない睡眠時間をとるように心がけましょう。

2夕食は就寝3時間前までに済ませる

夕食後すぐに眠ってしまうと胃や腸の働きが活発になるため、睡眠の質が低下します。
食後の消化が落ち着くまでには、最低でも3時間程度は必要とされています。
夕食の時間が遅くなってしまった場合は、なるべく消化の良いものを少量摂るようにしましょう。

3睡眠前はスマホやパソコンを見ない

スマホやパソコンの画面から発せられるブルーライトを寝る前に浴びると、眠気を誘うホルモンである「メラトニン」の分泌が抑制されます。
メラトニンが抑制されると脳が昼間だと錯覚してしまい、眠りが浅くなるなどの睡眠障害につながる事もあります。
遅くとも就寝する2時間前までにはパソコンやスマホの使用をやめて眠る体制を整えましょう。

4髪は乾かしてから寝る

濡れた髪は表面のキューティクルがはがれやすい状態になっており、ダメージを受けやすくなっています。
寝返りを打つたびに摩擦でキューティクルが剥がれ、切れ毛などダメージヘアの要因になります。
また、濡れて湿度の高い状態が長時間続くことで頭皮が細菌の繁殖する温床となり、臭いの元になったり、炎症を引き起こす原因にもなります。

5枕カバーは清潔に保つ

自分に合った枕を使用することは良質な睡眠をとるために必要ですが、枕カバーを清潔に保つことも髪にとっては大切です。
綺麗に見えても枕カバーには皮脂、汗、雑菌で意外と汚れています。
シャンプーをして髪や頭皮を清潔にしても枕カバーが汚れていると頭皮に雑菌が繁殖することで頭皮湿疹などを引き起こしたり、お顔の肌荒れ、頭皮の臭い、髪の成長に悪影響を与えてしまうこともあります。
枕カバーは毎日交換して清潔を維持し、雑菌の繁殖を予防しましょう。

この記事の結論は?

以上が「睡眠と毛髪」についてのお話でした💁‍♀️
どんなに美容意識を高めていても睡眠不足は大敵です。
充分な睡眠、適度な運動、栄養のある食事を心掛けましょう✨

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