寝ている間に肩こりが悪化!?凝りの原因と対処法とは?

この記事でわかること

こんにちは!仙台青葉店の石川です😊
今週も明るく、元気に、真剣に頑張ります!
さて、今回は「寝ている間に肩こりが悪化!?凝りの原因と対処法とは?」についてのお話です。
寒い時期になると血行が悪くなり、筋肉も収縮して肩こりがひどくなるという人が増加します。
普段から冷え性や肩こりで悩んでいる人にとっては、とてもつらい時期ですよね。
以前にも同様の記事を投稿していますが、内容をアップデートして睡眠中に肩こりになってしまう原因と対策をご紹介します💁‍♀️

そもそも体の「こり」とは?

腰痛と並んで日本人にとても多く、厚生労働省が行っている国民生活基礎調査でも、肩こりの自覚症状の有訴率は毎回女性で1位、男性で2位にランクインしています。
肩こりは、首の後ろ側の項(うなじ)部分から僧帽筋(そうぼうきん)の領域に生じる、重苦しく、詰まったような不快感や痛みの症状の総称です。
肩こりの正体は、筋肉内部の筋線維が勝手に持続的に収縮した部分です。
姿勢などにより筋肉の一部分に負担がかかると筋肉が緊張し疲労を起こします。
疲労物質が溜まることで筋肉が膨張し、血行が悪くなると十分に酸素が行きわたらず、エネルギーが不完全燃焼となり、さらに疲労物質が溜まっていきます。
筋肉疲労が継続すると筋肉が固く収縮し、これが「こり」となります。
疲労物質が末梢神経を刺激して痛みが起こることもあります。
首すじ、首のつけ根から、肩または背中にかけて張った、凝った、痛いなどの感覚から頭痛、眩暈、吐き気、歯やアゴの痛みなどの症状に繋がります。

睡眠中に肩が凝る原因とは?

冷え性

首、手、足の血流が悪くなることで冷えきってしまい、寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなったりして、身体が十分に休息を取ることができなくなります。
また寒さで身体が縮こまり、疲労物質を軽減することができず、睡眠時の肩にも負担がかかってしまうことがあります。

寝返りが少ない、動いていない

起きている間は、姿勢が悪くならないように意識したり、ストレッチや運動で血行を促すことが出来ます。
ですが、寝ている間は無意識の状態になるため、寝返りが少なかったり、一晩中同じ姿勢で寝ていたり、縮こまっていたりすると血行が悪くなります。
その場合、肩や腰、首などの負担を強めてしまっている状態です。

寝具による影響

睡眠時の肩や首の位置によって、負担を強めてしまうことがあります。
特に高さの合っていない枕を使用している場合は、寝ている間に肩や首まわりの筋肉が変に縮んだり、伸び過ぎたりして睡眠時の肩の負担につながってしまいます。
また、うつ伏せ寝でどちらか一方に顔を傾けていたり、横向き寝でどちらかだけに体重がかかっていたりする姿勢も首や肩に負担がかかります。

歯ぎしり、食いしばり

ストレスや疲労により睡眠中など無意識のうちに歯ぎしりや食いしばりをしてしまう場合があります。
それらは歯が削れてしまうだけではなく、首の凝りや偏頭痛の原因ともなるのです。
自覚がある方は、起きている時間は口に力が入らないよう意識をして過ごすことが重要ですが、寝ている間はマウスピースなどの補助が必要になります。
首や頭の凝りや不快感は指圧や鍼灸により緩和ができますが、歯ぎしりや食いしばりについては専門のお医者さんに相談するようにしましょう。

肩の負担を軽減するには?

睡眠中の肩こりを軽減するためには、まずは血行促進と筋肉をほぐすことです。

・湯船に入浴して血行を良くする
・定期的に肩甲骨のストレッチで筋肉をほぐす
・肩や首を暖かくして寝る
・湯たんぽ、布団乾燥機などで布団を暖めておく
・エアコンで室温、湿度を調整する
・寝具を見直し、体に合うものを使う

自分で試してみても改善されないときはマッサージなどの施術を行うのも効果的です。
また、症状がひどい場合は、きちんと専門医に相談しましょう。

枕選びは首の骨の安定感が必須

人間は一日のうち3分の1は眠っているので、睡眠時間を有効に使って首や肩の筋肉に休養を与えましょう。
そのためには、自分の首の骨に合う枕を選ぶことが大切です。
好みだからと言ってフワフワの枕、固すぎる枕、大きすぎる枕、高さがありすぎる枕などを選ぶのはおすすめできません。
枕は「頭をのせるもの」ではなく、「首の頚椎を安定させるものである」という発想に切りかえてください。
首の骨は、わずかに山型にカーブしています。
この自然なカーブにそって自在に変形してくれる枕を頭の下ではなく、首の下に入れて休みます。
始めはタオルなどを使ってフィットする高さを調節し、段階的に試していくのがおすすめです。

弊社では、高さが調整できる枕も販売しており、ホームページでもご紹介しております。

公式ホームページ

https://hanamaruliving.jp/reform/pillow.html

公式オンラインショップ

https://item.rakuten.co.jp/hanamaruliving/022/

この記事の結論は?

以上が「寝ている間に肩こりが悪化!?凝りの原因と対処法とは?」についてのお話でした💁‍♀️
一般的に、枕の寿命は3~5年程度といわれています。
枕の高さや柔らかさが変わると首や肩をしっかりと支えたり、正しい寝姿勢を保ったりすることが難しくなるためです。
ただし、寿命はあくまでも目安ですので、使用期間が3年未満でもヘタったら交換しましょう。
寒さに関係なく、普段から肩こりが気になるという方も今一度、ストレッチなどで血行促進し、自分に合う寝具を見直してみましょう✨

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