羽毛布団の寿命

この記事でわかること

こんにちは!仙台青葉店の石川です😊
今週も明るく、元気に、真剣に頑張ります!
さて、今回は「羽毛布団の寿命」についてのお話です💁‍♀️
羽毛布団は軽くて暖かく、通気性がいいので使用している方も多いと思います。
メーカーの品質、羽毛のランクによって寿命が異なりますが、家電が故障した時のように急に使えなくなるわけではないので、買い換え時を見極めるのが難しいですよね。
羽毛布団の寿命や買い替えのサイン、長く使い続ける方法をご紹介します。

羽毛布団の寿命とは?

羽毛布団の寿命は、約10年~15年と言われています。
長年使うとふくらみが失われ、空気層を作れなくなります。
温かい空気を中に留まらせることで高い保温性を持っていたのが、少しずつ温かみを感じられなくなってくるのです。
ただし、羽毛自体の寿命は30年以上といわれています。

使い方やお手入れの仕方によって羽毛布団の耐用年数は、適切な使い方さえすれば20年以上持つこともあります。
羽毛布団もいろいろなメーカーからたくさんの種類が販売されており、生地や羽毛の品質、グレードによっても差があります。
リーズナブルな価格帯だったり、品質が良くないものだと5年も経たずに使えなくなってしまうことがあるため、購入する際には注意しましょう。

寿命のサインとは?

羽毛が出てくる

通常は、羽毛が出てこないようにするダウンプルーフ加工(目詰め加工)が側生地に施されています。
そのため、布団から羽毛が出てくるようになったら劣化しているサインです。
側生地に破れや裂け目がある場合は、布団を上げたり下ろしたりするだけで羽毛が出てきてしまうようになります。

ふくらみが減る・偏っている

羽毛は放湿性にも優れているため、汗などを吸い取っても干せば通常はふくらみを戻します。
しかし、経年劣化が進むと、羽毛の中心部分であるダウンボールが傷付き、水分を放出できなくなると干しても元に戻りづらくなります。
以前よりかさが減って、膨らみがが3分の2程度に減少したら、羽毛布団の寿命が来ていると判断しましょう。

保温性がなくなった

羽毛には高い保温性がありますが、温かさを感じなくなったら、ダウンボールが傷付いている証拠です。
クリーニングをすれば多少の回復は見込めますが、前よりも温かさを感じない場合はリフォームや買い替えをおすすめします。

重くなる

重さを感じるのは、羽毛が長い年月をかけて少しずつ汗や皮脂などを吸い取った結果、放湿性を失っているためです。
クリーニングに出せばある程度は放湿性を取り戻せますが、10年近く経っている布団は洗っても改善しない場合もあります。

においが強い

付着した皮脂を長い間放置していると酸化してしまい、においが発生することがあります。
大抵の場合は洗えばにおいもとれますが、長い期間使用してにおいがとれなくなっていることもあります。
においを防ぐには保存方法に気を付けたり、クリーニングに出したり、布団カバーを使用したりすることも大切です。

長く使う方法は?

1丁寧に扱う

側生地にはダウンプルーフ加工がされており、羽毛が外側に出てこないような仕組みになっています。
乱雑に扱うと、破れたり傷みやすくなったりして破損が生じやすくなり、中の羽毛が出てきてしまいます。
持ち運んだり、整えたり、片付ける際にもできるだけ丁寧に扱いましょう。

2カバーをつけて使用する

カバーをつけないと直接汗や皮脂を吸い取ってしまい、重くなったり、においが取れにくくなり、羽毛布団の劣化が進みます。
清潔さを保つためにも、カバーはつけて使用することをおすすめします。

3適度なクリーニング

過度なクリーニングは劣化を早め、ドライクリーニングは必要な脂質まで落としてしまいます。
クリーニングしないのも劣化の原因となってしまうので、適度なペースでクリーニングに出すことが必要です。
メーカーによっては5~6年に一回のペースでよいというところもあるので、購入時に確認しましょう。

4季節で使い分ける

汗は羽毛布団とっては大敵のため、汗によるダメージ防止で季節によって使い分けると効果的です。
冬以外は、肌掛けよりは厚く、冬用掛け布団よりは薄い合い掛け布団などを使用するとよいでしょう。
また、使用しない時期には、十分に干したあとに通気性を保てる状態で保管することが大切です。

この記事の結論は?

以上が「羽毛布団の寿命」についてのお話でした💁‍♀️
徐々に冬に向けての準備をしている方も多いと思いますが、お布団のお手入れやクリーニングもお忘れなく✨

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