この記事でわかること
今週も明るく、元気に、真剣に頑張ります!
さて、今回は「冷え性対策」についてのお話です💪
実は、日本人女性の約7割以上、日本人男性の約4割以上が冷え性って知っていましたか?
そんな私も学生時代から冷え性で手足が冷たく、足が浮腫んだり、寒くてなかなか寝付けなかったり…と常々 悩まされてきました。
以前、はなまる日記第461話 寝るときの冷え性対策でもお話しましたが、今回は内容をアップデートしてお伝えしていきます。
冷え性とは?
冷え症(冷え性)とは、 手足の先端、腰など体の一部が冷えやすくなる状態のことを指し、医学的な病名ではなく身体症状のひとつです。
体には体温を調節する仕組みが備わっており、寒さを感じると血管が収縮することで体内の熱を外に逃がしにくくしたり、震えによる筋肉の運動で熱が産生されたりすることで皮膚の温度を保っています。
原因は多岐にわたりますが、一般的には男性よりも女性のほうが冷え症になりやすいとされています。
適切な対処を講じずに放置すると 頭痛、肩こり、しびれ、便秘・下痢などの身体的症状、イライラ感や不眠など精神的症状を引き起こす原因になります。
また、低血圧や貧血、甲状腺機能低下症などの病気が背景にあるケースも少なくないため注意が必要です
冷え性の原因
自律神経の乱れ
血管の収縮などの体温調節は自律神経によって司られています。
ストレスや過度な疲れ、環境の変化、ホルモンの乱れなどによって自律神経の働きが乱れると体温調節もうまく働かなくなり冷え症を引き起こすことがあります。
特に外気と室温の差が激しい環境になると自律神経の働きが乱れやすくなり、暑い時期に冷え症になるケースもあります。
血流の悪化
近年では、コロナ禍による自粛、在宅ワークなどで運動不足になったり、姿勢が悪くなったり、同じ姿勢で何時間も作業をすることで血流が悪くなり、浮腫みやすくなったと感じる人が増えました。
他にも貧血や低血圧などの病気、運動不足や喫煙習慣、締め付けの大きな服装などは、血流が悪くなる原因になります。
筋肉量の不足
筋肉は熱を産生する器官でもあるため、筋肉量が少ないと体内で熱が作られにくくなり冷え症になることがあります。
冷えを引き起こす病気
対策を講じても冷え症が改善しないときは、背景に何らかの病気が隠れていることもあるので注意が必要です。
寝るときの対策
「冷え性改善!」とはいかなくとも、手足が冷えて眠れないときの解消法をご紹介していきます。
1ストレッチ
激しい運動は神経を興奮させてしまうので、じわ~っと伸ばすストレッチがちょうど良いです。
2室内と寝具を温める
寝る前に部屋を温めたり、電気毛布や湯たんぽなどを使って布団の中を温めておきましょう。
ただし、電気毛布は皮膚がとても乾燥しやすくなるので寝るときはスイッチは切るようにしてください。
また、湯たんぽは寝ている間に火傷をしてしまうので、寝具内を温めたら寝る前に取り外すようにしましょう。
3ゆるゆるの靴下
ぴったりサイズや締め付けのある靴下は、血行を悪くしてしまうので逆効果になります。
「朝起きたら脱げていた」「熱くて脱いでしまう」くらいの温かい素材でワンサイズ大きめのゆるい靴下がおすすめです。
生活で冷え性対策
冷え症は生活習慣に起因するケースが多いため、次のような対策を心掛けましょう。
規則正しい生活
睡眠リズムなどが乱れた不規則な生活は冷え症の原因となる自律神経の乱れを引き起こします。
日ごろから規則正しい生活を心がけ、質の良い睡眠をとるようにしましょう。
血行促進
冬の寒さから運動不足になってしまったり、厚着をして体を締め付けたりして血流が悪くなりがちです。
できるだけゆったりしたもの、軽いものを着用し、適度な運動やストレッチをすることで血流が良くなります。
筋肉量を増やす
特に脚の筋肉量が低下すると下半身の冷えを引き起こしやすくなるため、適度な運動を行い、筋力量を増やすことが大切です。
冷たいものを取り過ぎない
飲み物はなるべく常温以上のものを飲むようにし、食べ物も冷えたものは避けて温かいものを取るようにしましょう。
起床時に白湯を飲むと身体を温められるため、血流がよくなり内臓の働きが活性化されるため、冷え性の改善効果が期待できます。
この記事の結論は?
もし冷え性でお悩みの方は、ぜひお試しください。
冷え性がひどい方やいろいろ試しても改善が見られない場合は、医療機関へ相談することも大切です。
私も冷え性なので一緒に改善していけたら良いですね✨