この
今週も明るく、元気に、真剣に頑張ります!
さて、今回は「寝袋でも快適な睡眠を」についてのお話です💁♀️
寝袋は、昔からキャンプや登山などの宿泊レジャーで欠かせないアイテムですよね。
近年は、キャンプも暖かい季節だけでなく、雪原を楽しむ「冬キャン」だったり、一人で悠々と楽しむ「ソロキャン」などの言葉を耳にするようになりました。
さらに寝袋は、車中泊ドライブや防災グッズとして使うこともできるので、高機能な寝袋がたくさんのメーカーさんから販売されています。
では、快適な睡眠をとるためにはどのような寝袋がいいのか、正しい使い方などをお話していきます。
寝袋とは?
寝袋とは、袋状の携帯用寝具でキャンプ、登山などレジャーの際にテント内で使用される他、防災用品として用いられています。
人がすっぽり入れる袋状をしており、シュラフ、スリーピングバックを呼ばれることもあります。
寝袋の種類はたくさんあるので、使用する場所、気候、自分の体格、好みに合わせて選ぶことがポイントになります。
封筒型(レクタングラー型)
文字通り長方形をした上から下までの幅が同じタイプの寝袋です。
ゆったりとしているので布団に近い使い心地で寝返りもうてますが、体への密着性がない分だけマミー型と比べると保温性が落ちます。
多くの製品には横にファスナーが付いており、その開閉によって簡単に温度調節ができます。また、同じメーカーや同じモデルの寝袋なら2つ繋げることができるので、ダブルサイズなどの寝袋として使用できます。
完全に開けば掛け布団、ブランケット、マットなどとしても使えるので便利です。
使用範囲の広いタイプですが、マミー型と比較すると重く、収納時に嵩張りやすいこともあるので、オートキャンプやキャンプ場まで車で運べるというような時に適しています。
人形型(マミー型)
頭部まですっぽり覆うことができ、体の形に合わせた形状で無駄なすき間ができず、封筒型に比べて保温性能が高いです。
その反面、寝袋内で身動きが取れないので慣れるまでは寝苦しさを感じるかもしれません。
もともと山用につくられたものと言われており、封筒型に比べて軽く収納性が高いので、寒い時期や標高の高い山への登山、寒がりといった方におすすめのタイプです。
ラップ型
マミー型に比べて肩口が広く、ドローコードを引くと頭部まですっぽりと包みこまれる形状になっています。
2本足独立型
2本足に分かれており、足を組んだり、立ったり、歩いたりと入った状態でもある程度行動できる寝袋です。
寝袋の保温材とは?
寝袋の中材は主に「合成繊維」「化学繊維」「羽毛」があります。
中の素材によって寝心地、扱い方に違いがあるので、購入するときは自分の好みだけではなく、機能性をチェックすることが大切です。
合成繊維
以前はポーラーガードなどフェルト状のものが多かったのですが、クォロフィルなど人工羽毛が主流になっています。
アレルギーが出にくく、気軽に洗濯できることがポイントです。
ただし、羽毛製と同じ保温力を持たせる場合は大型で重くなります。
科学繊維
ホローファイバー、マイクロファイバー、ウルトラファインファイバーなどの化学繊維です。
保温性、通気性、耐久性が高く、お手頃な価格帯のものが多いので一般的なキャンプで使うにはおすすめです。
他にも軽量で乾きやすく、洗濯ができるもの、コンパクトに収納できるものなど機能性が高いことから家族で使う人にも使いやすい素材です。
羽毛
ただし、雨などの水に濡れると保温性が低下し、乾燥に非常に時間がかかります。
また、しばらく使わない状態が続くとすぐにカビが生えてしまうため、定期的に干して乾燥させることが必要です。
正しい使い方とは?
野外での寝泊まりは、自宅での睡眠と違うため、快適さが重要になります。
防災アイテムとして寝袋を準備しているご家庭も多いと思いますが、どんなに高機能な寝袋でも「寝袋だけではなかなか眠れない」という声も多いそうです。
キャンプ、車中泊、避難所などでも使える寝袋ですが、正しく使って少しでも快適に休めるように準備しましょう。
1マットは必須
特に野外のキャンプ場で比較的平らな場所にテントを張っていても地面のゴツゴツする感じは快適とは言えません。
また、地面の冷たさも長い時間横になっていると、筋肉が硬直し、血流が悪くなるため、睡眠の質も低下してしまいます。
寝袋を使用する際は、厚みのあるクッション性の高いマットを敷きましょう。
寝袋とマットはセットで使うことで保温性が高くなり、底冷えや地面の凹凸感を軽減してくれます。
コンパクトに持ち運びたい方は、空気で膨らませるエアーマットもおすすめです。
2寝るときの服装
フリースやトレーナーなど軽くて暖かいものであれば、体温調整がしやすく、暑ければ脱ぐこともできます。
夏のキャンプでも場所によっては、夜になると冷えることがあるため、最低限の防寒対策はしておきましょう。
寒い季節の場合は、ダウンジャケットなどを着たり、インナー用ダウンなどを着用して対策をしましょう。
締め付けのゆるい厚手の靴下なども寝袋を使う時の寒さ対策になります。
3寝袋カバーを使う
実はテント内で人が寝ているとテント内と外の温度差や人の呼吸や汗で結露が発生します。
製品によっては撥水加工が施されている物もあるので、その場合はカバーが無くても大丈夫です。
また、保温性についてはマットを敷くことで対策できますが、寒い場所ではカバーを付けることでさらに保温性が高くなるので防寒対策になります。
ただし、標高が高い山などでは装備が異なるので、しっかり対策しておく必要があります。
この記事の結論は?
日に日に暖かくなってきているので、これからキャンプに行くという人も増えてくると思います。
寝袋の使い方を間違えると体を痛めたり、体調不良を引き起こす原因にもなるので、しっかり対策をして正しく使いましょう。
新しく寝袋を購入するという方は、ぜひ参考にしてみてください✨
私の場合は防災アイテムの一つとして寝袋やマットを準備していますが、他にも快適に眠れるアイテムがないか探してみようと思います🤗