梅雨の眠気

この記事でわかること

こんにちは!仙台青葉店の石川です😊
今週も明るく、元気に、真剣に頑張ります!
さて、今回は「梅雨の眠気」についてのお話です☔
以前にも同様の記事を投稿しましたが、内容をアップデートしてお伝えしていきます。
人によっては、雨や台風などの気圧変動で頭痛がしたり、ひどい眠気に襲われたりする方もいますよね。
なぜ雨の日に眠気が強くなるのかをお話していきます。

梅雨の眠気の原因は?

雨の日に私たちの体調に影響を及ぼす原因は「気圧」といわれています。
人間の身体は、交感神経と副交感神経が入れ替わることで自律神経をコントロールして身体をいい状態に保っています。
交感神経がアクセル、副交感神経がブレーキのようなイメージです。
天気が悪い日や雨の日の低気圧は、空気中の酸素濃度がうすくなっています。
その影響で脳の働きは緩くなり、副交感神経を高めて身体を休息モードにしているため、日中にも眠気が出てしまうことが原因です。
また、雨雲が太陽をさえぎることで薄暗くなるため、脳からメラトニンという睡眠ホルモンの分泌が多くなります。
普段は日光を浴びることで精神の安定や安心感、平常心、頭の回転をよくし、活力を高める働きがあるセロトニンが分泌されています。
しかし、雨の日は 太陽光不足からセロトニンの分泌が少なくなり、体のだるさ、やる気が出ない、とにかく眠い…といった状態になりやすいです。
活動量が普段より減ってしまうため、血のめぐりが悪くなりやすく、肩こりや冷えなどの症状も起こります。
しっかり寝た翌日にも、眠気が起きやすいのはこういった人間の身体の作りの影響があるからなのです。

梅雨の体調不良は?

季節の気候によって現れる体調不良は「気象病」と呼ばれています。
よく聞くのは「低気圧が近づくと頭痛がする」「気圧や気温の変化が激しい時期は体調を崩しやすい」などです。
日本では1000万ほどの人が気象病に悩んでいると考えられており、比較的発症頻度が高い症状となります。
他にも梅雨時期は湿度が高いため、体内の水分が汗や尿として外に排出できずに体内にとどまってしまいます。

その結果、体内の消化吸収と水分代謝がうまくできなくなり、消化不良が起こりやすく、むくみやすくなります。
体調が優れない時が続いている場合は、専門医に相談して早めの改善・治療をすることも大切です。
※梅雨の不調に関する詳しいお話は、こちらのをご覧ください。
梅雨の不調対策

眠気対策とは?

起きているときに交換神経、休んでいるときに副交感神経が優位に働くように生体リズムを整える様な生活習慣を心がけましょう。

  • 朝起きたらカーテンを開けて光りを浴び、体内時計をリセット
  • 雨や曇りでもカーテンを明け、部屋を明るくしましょう
  • きちんと朝食をとって活動モードに
  • 日中は意識して活動的に
  • ウオーキング、ジョギング、雨ならストレッチなどの軽めの運動を習慣に
  • 夜はぬるめのお湯にゆっくりつかり心身をリラックス
  • 充分な睡眠時間を確保する
  • 気候、体調、体格、体質に合った寝具を使う
それでも日中に眠気が襲ってくる場合は、

  • コーヒー、濃いお茶などでカフェインを摂取する
  • 辛い食べ物で消化器を刺激し、交感神経を活性化させる

などで試してみるのも一つの手です。
しかし、これを過剰に摂取してしまうと体調不良の原因になりますので、適量を摂取するようにしましょう。

この記事の結論は?

以上が、「梅雨の眠気」についてのお話でした💁‍♀️
梅雨の時期から自律神経のバランスを乱さずにおくことが、気圧の乱高下が激しくなる真夏の体調にも直結します。
日常的に睡眠の質を高めることが自律神経を整え、気圧の変化によって生じる眠気を緩和してくれます。
また、「なんでこんなに眠いんだ」と神経質に悩むことはストレス=自律神経系に影響を与えてしまいます。
「梅雨の時期に眠気が来るのはしかたがない」と諦め、時間があるときはリラックスして過ごすようにしましょう🤗

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