梅雨の不調対策

この記事でわかること

こんにちは!仙台青葉店の石川です😊
今週も明るく、元気に、真剣に頑張ります!
さて、今回は「梅雨の不調対策」についてのお話です。
今回は少しアップデートした内容でお話して参ります💁‍♀️

梅雨の不調とは?🤔

梅雨の季節は怠さ、眠気、頭痛などの体調不良がおこりやすくなる時期です。
これは決して気分的なものではなく、気合いで何とかなるものでもありません。
梅雨時期の不安定な天候、気圧の変化、気温の寒暖差が睡眠時の体温調整機能に悪影響を与えるためといわれています。
湿った空気、じめじめとした環境、気温の上昇、低気圧などのさまざまな条件が重なり、睡眠障害、自律神経の乱れ、鬱症状などもおこりやすくなります。

体の不調

だるい、体が重い、吐き気、肩こり、頭痛、めまい、耳鳴り、下痢、便秘、食欲不振、むくみ、寝つきが悪い、関節痛、神経痛 等

心の不調

やる気が出ない、集中力・注意力の低下、人に会うのが億劫になる(外出頻度の低下)、情緒不安定になる 等

気象病の原因👀

気象病とは、気温や気圧など“気候”の変化によって引き起こされるさまざまな症状の総称です。
どのような気候の変化によるのか、どのような症状が現れるかは人によって異なります。
よく聞くのは「低気圧が近づくと頭痛がする」「気圧や気温の変化が激しい時期は体調を崩しやすい」などです。
日本では1000万ほどの人が気象病に悩んでいると考えられており、比較的発症頻度が高い症状となります。

低気圧

梅雨のこの時期、大気は低気圧配置になり、交感神経より副交感神経が少し優位に働くようになります。
副交感神経は、緊張をほぐして身体を休ませる神経のため、身体が休むモードになり「だるい」「やる気が出ない」と認識します。
また、低気圧が続くと「ヒスタミン」という炎症物質(発痛物質)の分泌が多くなり、肩こり、偏頭痛などがひどくなる場合があります。

日照時間の不足

天気が悪く薄暗い日々が続くと朝になったことを脳が認識しにくくなります。
そのままリラックスモードである副交感神経の優位状態が続く結果、具体的には体が重く感じられたり、気分が優れないといったことが発生しやすくなります。
日光に当たることで得られるビタミンDの活性化や脳の神経伝達物質の影響は大きく、曇りがちで日照時間の短い期間が長く続くと自律神経が乱れやすくなります。

気温の寒暖差

雨で気温が低い日もあれば、真夏のような暑さになったり、湿度も高い日が多いです。
朝夕の気温による寒暖差、冷房で涼しい室内と気温が高くて暑い屋外を出入りすることによる寒暖差なども体に負担がかかります。
このような気温差は、身体にとってストレス・ダメージとなり、疲労を感じやすくなります。

湿邪(シツジャ)

「湿邪」とは、体内の余分な水分が引き金となって消化器系に影響をおよぼします。
だるさや食欲不振、消化不良、下痢や便秘を引き起こす症状です。
湿度が高く、身体の代謝も落ちがちなこの時期にかかりやすくなります。

梅雨の対策💪

ぬるめのお湯で入浴

温かいお湯にゆっくりつかることで血行が良くなり、自律神経のバランスを整えることができます。

体を冷やさない

薄手のカーディガンやストールを常に携帯し、冷えを感じたらすぐに羽織るようにしましょう。
また、就寝のときもタオルケットを用意しておき、寒さを感じたらすぐにかけられるようにしておきましょう。

むくみ対策

入浴後や就寝前にストレッチやマッサージでリンパなどの血行を促してあげることで改善に繋がります。
締め付けるような服装は血行を悪くし、むくみを助長するので避けるようにしましょう。

充分な睡眠時間

睡眠不足は、体調不良や自律神経の乱れなどがおきやすくなる原因の一つです。
就寝時間と起床時間を決めて十分な睡眠時間を確保するようにしましょう。

加熱した栄養バランスの良い食事

冷たいものの飲食は体内の湿を増やし、「湿邪」につながってしまうため、できるだけ火を通して温めて食べることをおすすめします。
疲れをとるには、魚・鶏肉・もも肉・大豆・乳製品などの良質なたんぱくで摂取できます。
活動のエネルギーとなる炭水化物や調子を整えるビタミン・ミネラルもバランス良く、充分にとるようにしましょう。

この記事の結論は?

以上が「梅雨の不調」についてのお話でした💁‍♀️
体調が優れない時が続いている場合は、専門医に相談して早めの改善・治療をすることも大切です。
雨にも負けず、この時期特有の暑さと湿度にも負けず、一緒に今年の梅雨を乗り越えていきましょ~✊✨

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