この記事でわかること
今週も明るく、元気に、真剣に頑張ります!
さて、今回は毎年の恒例の「あたたか~い布団で快眠を!寝具の寒さ対策とは?」についてのお話です💁♀️
寝具を暖める便利グッズというと湯たんぽ、布団乾燥機、電気毛布などがありますよね。
しかし、最近は電気代の値上がりだけではなく、水道、ガス、燃料や食料品も値上がっているため、少しでも節約したいと思うご家庭も多いはずです。
以前にも同様の記事を投稿していますが、内容をアップデートしてこの寒い時期に少しでも快適な睡眠をとるためには、寝具でどのような寒さ対策ができるのかお話していきます。
お布団が寒い原因とは?
お布団の中が寒いと寝つきが悪くなるだけでなく、体中の筋肉も縮こまるため、血流も悪くなり、睡眠の質が下がってしまいます。
まずは、寒さを感じる原因を突き止めて改善しましょう。
首元に隙間風が入っている
寒さを感じる大きな理由のひとつとして、首元に隙間風が入っていることが挙げられます。
布団と体との間に隙間が空いていると温かい布団を使っていても外から冷たい空気が入り続けるので、いつまで経っても温まらないという現象が起きます。
床からの冷気
温かい空気と比べると冷たい空気が下の方にたまりやすくなります。
そのため、床から冷気が上がってきてせっかく布団を温めても冷たい空気にさらされて冷たくなってしまいます。
フローリングに敷布団を敷いたときが特にわかりやすく、温かい素材の敷きパッドやシーツを敷いていても床からの冷気で寒く感じることもあります。
寝汗がうまく吸収されずにいる
寝汗がうまく吸収されない原因は、直接体にふれる掛布団カバーや敷きパッド、シーツなどの素材にあります。
ポリエステルなどの化学繊維が100%だと吸水性はなかなか期待できません。
すぐにできる寒さ対策とは?
寒い冬は他のシーズンと違って毛布を出したり厚手の布団を使ったりと温かく過ごせる工夫をします。
しかし、それでもなぜか布団に入ると冷たくてなかなか温まらない場合は、もう少し工夫してみるといいかもしれません。
布団の湿気を取り除く
湿気を含んだ布団は冷たく感じますので、昼間の間に掛け布団を一度敷布団からはがし、湿気を飛ばすことで布団の冷たさを和らげることができます。
布団乾燥機などで乾燥させるとより効果的です。
さらに、掛け布団の中綿により多くの空気を含ませた方が保温効果が高まりますので、掛け布団を軽く振ってふわっと空気を含ませましょう。
床に溜まりやすい冷気を避ける
冷たい空気は自然と床に溜まりやすくなります。
それが原因で床から冷気が上がって布団が冷たくなってしまいやすくなります。
床の冷気を避けるためには、布団と床との間に冷気を遮断する役割をするものを入れるのがシンプルな方法です。
手っ取り早いのは断熱シートを床の上に敷いてその上に布団を敷くことです。
ベッドの場合は、ベッドシーツを敷く前の段階で断熱性のあるベッドパッドを敷くと効果的です。
布団が体に密着するようにする
布団で温かい状態で眠るためには冷たい空気を布団に入れないことが大切です。
寝具の素材にこだわる前にチェックすると良いのが布団が体に密着するかどうかです。
特に首回りが冷たい空気に晒されると寒さを余計に感じてしまいます。
ネックウォーマーなどで首をダイレクトに温めるのもおすすめですが、掛布団のサイズが身長に合わせて肩までカバーできるかどうか、体に密着するタイプのものかをチェックしましょう。
吸水・吸湿が得意な素材を使う
人は眠っている間にコップ1杯分の汗をかくといわれています。
寒い冬でもそれは同じなので、カバーやシーツには吸湿や吸湿が得意な素材を選ぶことをおすすめします。
冬は洗濯物が乾きにくい傾向にあるため、ポリエステルなど化学繊維が入ったものも重宝しますが、温かさを重視するなら綿素材が入っているものやマイクロファイバーを取り入れたものがおすすめです。
窓の断熱対策
寝具や寝室内が冷え込む1番の原因は、窓からの冷気といわれています。
空気は、温度が高いと部屋の上へ、低いと下へ行こうとする性質がありますが、室内の空気が窓際で冷やされ、その冷えた空気が床に停滞することで寝具や部屋全体が冷えてしまいます。
窓の断熱対策としては、窓に断熱シートを貼る、断熱カーテンを床までかけるなどの方法がおすすめです。
掛け布団の重ね方を変える
羽毛布団の羽毛は体温で暖められることで保温能力が発揮され、その上に毛布をかけることでその熱が逃げにくくなるからです。
羽毛布団に乗せる毛布は、軽めのものを選ぶのがポイントです。
重い毛布は羽毛がつぶれてしまい、保温能力が発揮させません。
もし軽い毛布がなければ、ブランケットや夏に使用しているタオルケットでも効果があります。
寝具の寒さ対策グッズとは?
近年は、暖かさを重視した快眠グッズがたくさん販売されています。
肌触り、機能性、保温性などをチェックして自分にあったグッズを選んでみましょう。
湯たんぽ、電気毛布、布団乾燥機
寝る前に布団に入れて暖めておけば、布団全体が暖まって心地よく眠ることができます。
ただし、低温火傷や肌の乾燥がひどくなる原因にもなるため、寝るときには必ず取り外してから布団の中に入りましょう。
敷パッド
ベッドや布団にもふもふ生地の敷きパッドを置くだけで、掛け布団との保温効果が圧倒的に変わります。
冬用の敷パッドは、なめらかな肌触りで心地よく、冬の快眠へといざなってくれます。
静電気が気になる方は、洗濯の際に静電気防止効果のある柔軟剤とともに洗うと効果的です。
枕カバー
枕カバーは衛生面から頻繁に取り換える必要がありますが、夏だけ冷感素材を利用して、それ以外は通年の枕カバーを利用している方も多いと思います。
冬用の枕カバーを使用することで、温かさが大きく変わります。
適度なもふもふ感のある起毛素材は、肌触りが気持ちいいのでおすすめです。
レッグウォーマー
睡眠時に履くレッグウォーマーは、締め付けの緩さと脚全体の温かさが大切になってきます。
冷え性の方や足先が冷えて眠れないという方にはおすすめです。
この記事の結論は?
冬は電気代がかかると言われる季節ですので、ちょっとした工夫で寒さや節電などの対策ができます。
寒さ対策と快適な睡眠でこの冬も乗り越えていきましょう⛄