この記事でわかること
今週も明るく、元気に、真剣に頑張ります!
さて、今回は「布団掃除機で清潔にキープ!」についてのお話です🙆
気温が低く、日照時間が短い日、雨や雪の多い季節は布団を外に干すことが難しいですよね。
布団乾燥機を使っているという方は、布団専用の掃除機(クリーナー)もセットで使っているという方も多いと思います。
たくさんのメーカーさんからいろいろな機種が販売されていますが、布団掃除機のメリットや選び方などについてお話していきます。
布団掃除機とは?
近年では花粉、PM2.5などの影響で布団を室内で干すという家庭も増えてきています。
しかし、室内干しではダニや湿気対策に限界があることから、これらを解決する布団掃除機の需要が高まっています。
布団掃除機は、布団の掃除がしやすいように機能や使い勝手が考慮されているため、掃除がしにくい厚みのある布団の上でも簡単に操作できます。
布団の上の髪の毛やほこりだけでなく、ダニの死骸やフンといったハウスダストも吸引してくれることから天日干しや布団乾燥した後に使うのもおすすめです。
普通の掃除機との違いとは?
布団掃除機と普通の掃除機は、「吸引力」や「ヘッド構造」に違いがあります。
普通の掃除機を布団にかけると布ごと吸い上げ、スムーズに掃除ができません。
一方、布団掃除機であれば、布団の掃除に合った吸引力と吸引力を助けるヘッド構造になっているので、布ごと吸い取らずに布団上をコロコロとヘッドを転がしてほこりを吸い取れます。
また、普通の掃除機はリビングやキッチンなど布団以外の掃除にも使用するため、ヘッド部分に雑菌が付着しています。
そのヘッド部分を使用して布団の掃除をすると、雑菌の繁殖などで布団を汚すことになります。
布団掃除機を使用した方が、より衛生的に布団の掃除ができます。
布団掃除機のメリットとは?
①ダニ・ホコリ・花粉などを除去できる
布団掃除機は、布団の中に付着するダニやホコリ、花粉といった目に見えないハウスダストを吸い取ります。
ハウスダストは、皮膚炎や鼻炎などのアレルギー症状を引き起こす要因にもなるため、アレルギーやアトピー体質の方、アレルギーを予防したい方は、布団掃除機の導入がおすすめです。
さらに布団掃除機を使用することで髪の毛をはじめ、ペットの毛や糸くずといった繊維ゴミもキャッチできるので布団を清潔に保てます。
②除菌・脱臭ができる機能もある
布団掃除機の中には、布団を除菌できるものがあります。
医療現場などで除菌灯として使われている「UV(紫外線)」ランプが搭載された布団掃除機は、UV(紫外線)照射することにより、布団に付いたウイルスや臭いを抑える効果も期待できます。
臭いは汗がついた布団を放置すると雑菌が繁殖し発生するため、布団掃除機で除菌することで臭いを抑える効果が見込めます。
③天気に左右されずキレイにできる
布団掃除機は悪天候の日や梅雨の時期、花粉の気になる季節など布団の外干しが難しいシーンでも気にせず布団をきれいにすることができます。
布団を外に干すときは、日中の日差しが強い時間帯を選んだり、前日が雨の日は控えたりと干すのに適した条件を気にしなければなりません。
その点、布団掃除機を使用するのであれば、時間帯や天気に左右されず好きなタイミングで行えるのです。
忙しくて布団を干すタイミングが無い方でも、布団掃除機で手軽に布団を掃除できます。
④布団を外まで運ぶ必要がない
室内で使える布団掃除機があれば、片手で操作できるので手軽に掃除ができます。
布団を干すために持ち上げる動作は意外と重労働ですし、家族の人数が多ければその分負担が増えるため、こまめに干したくてもなかなかできない方も多いのではないでしょうか。
また、ベランダに洗濯物を干すのを禁じているマンションにお住まいの方、大通りに面したベランダで排気ガスが気になり外に布団を干すことに抵抗がある方もいます。
さらに天日干しが大変なシニアの方、ベランダが狭くて布団が干しにくい方でも布団掃除機を使って気軽に布団のお手入れができます。
また、外に干すことのできないベッドをお使いの方も布団掃除機を使ってマットをきれいにすることができます。
布団掃除機の選び方は?
布団掃除機には「専用タイプ」と「兼用タイプ」の2種類があります。
どのような使い方をしたいかで、どちらを選ぶべきかが変わってきます。
◆専用タイプ
このタイプには、ダニやホコリを検知したり、叩いて表面に浮かせる機能がついており、布団の掃除に特化しています。
通常の掃除機にはない布団掃除に特化した機能がついているので、既に床やカーペットなどを掃除する通常使いの掃除機をお持ちの方は、こちらの「専用タイプ」の布団クリーナーがおすすめです。
◆兼用タイプ
クリーナーの先が付け替え可能なアタッチメント式となっており、布団を掃除する場合のみ専用のアタッチメントに切り替えるのがこのタイプの特徴です。
掃除用具を増やしたくない方や、家電一つで布団やソファ、車内も掃除したいなど使い勝手のよいタイプをお探しの方はこちらがおすすめです。
ただし、ダニやホコリの除去に効果的な機能がついていない場合、専用タイプよりも布団をキレイにする力は弱くなる点は注意しましょう。
選び方は他にも…
紙パック式?又はサイクロン式?
・紙パック式
ゴミが溜まったら紙パックごと捨てられるので、周囲にほこりを撒き散らさないで済みます。
ただし、使用する際は専用の紙パックや機種対応の汎用紙パックが必要となり、ランニングコストがかかるため注意が必要です。
・サイクロン式
フィルターの備わったダストボックスにゴミが溜まるため、使い捨ての紙パック方式に比べ経済的です。
この他にサイクロン方式では、遠心力で空気とゴミを分離し、ダストボックスにゴミが溜まっていくので消耗品の費用や手入れの手間はあまりかかりません。
さらに水洗いできるタイプであれば、布団掃除機を清潔に保つことができます。
コードあり?又はコードなし?
・コードあり
電源コードの長さにより使用範囲が限定されますが、充電切れを気にせず使用できます。
・コードレス
給電に充電式のバッテリーが使われています。
充電切れに注意が必要ですが、取り回しも良く手軽に使用できます。
たたき回数などの機能性
布団掃除機を選ぶ時には、どのようなの性能があるのかきちんと確認しましょう。
布団をきれいにするといっても、布団のゴミをたたき出す「たたき回数」、ゴミが可視化できる「センサー機能」、ダニの動きを抑制する「温風機能」などアプローチはさまざまです。
この他にも、ダニだけでなく菌やウイルスの除菌効果が期待できる「UV機能」などもあります。
布団掃除機に求める性能や使用する場面、自分のライフスタイルに合うものを選ぶようにしましょう。
使い方と注意点は?
布団を干して軽くたたく
干す時間帯は、湿度の低い時間帯が適しています。
布団全面に日光が当たるように両面を干しましょう。
布団は強くたたきすぎると布団の詰め物や生地を傷めてしまう可能性があるので、表面のほこりを取り除く程度に軽くたたきましょう。
また、布団を運べない場合なども、布団の中に潜むダニを表面に浮き上がらせるために軽く布団をたたくことがポイントになります。
布団を干した後は、布団掃除機を使って布団に残っているゴミなどを取り除きましょう。
室内干しや布団乾燥機を使う
その後、布団の両面に布団掃除機をかけましょう。
布団の生地を傷めないよう、ゆっくりと何度も往復させながら布団につくほこりやダニの死骸、フンを取り除きます。
これだけであれば、普通の掃除機でも代用できそうですが、布団の中に潜むダニはなかなか取り除くことができません。
布団掃除機を使うことで干してたたいて浮き上がらせたダニなどをしっかりと取り除くことができます。
この記事の結論は?
布団は暖かく湿度が高いため、ダニにとっては格好の繁殖場所です。
布団を干すことで湿気は取れますが、ダニは布団の裏側に逃げるため、ダニ退治の根本的な対策にはなりません。
布団掃除機があれば、毎日手軽にできてダニやホコリを取り除いて、簡単に素早く布団を清潔に保つことができます。
こまめに布団に掃除機をかけ、心地よく眠れる環境を作りましょう✨