夏バテ対策

この記事でわかること

こんにちは!仙台青葉店の石川です😊
今週も明るく、元気に、真剣に頑張ります!
さて、今回は「夏バテ対策」についてのお話です💁‍♀️
毎年訪れる夏の暑さですが、数年前よりも災害級の暑さとなっており最高気温が40℃近い地域もありますよね。
コロナによる感染症、熱中症、食中毒も心配ですが、この季節に多いのが「夏バテ」です☝
症状が軽い人もいるので、中には夏バテと気付いていない人も多いそうです。
皆様は、夏バテの対策と対処法をご存知ですか?

夏バテとは?

「夏バテ」という言葉が使われるようになったのは昭和30年代以降です。
サラリーマンが増え、会社などにクーラーが徐々に備え付けられ始めた時代になります。
それ以前は、「夏負け」「暑気あたり」と呼ばれていました。
医学的に夏バテという病気があるわけではありませんが、夏季の高温・多湿に対応できずに生じる体の不調の総称です。

脱水や栄養不足、体の機能を調整する自律神経(交感神経と副交感神経)の乱れなどが原因で起こります。

他の季節に比べてたくさんの汗をかくため、水分を多めにとらない状態が続くと脱水症状を引き起こします。
また、暑さで食欲が落ちたり、さっぱりとした軽いものばかり食べていると栄養不足に陥り、体や内臓も疲れやすくなります。
室内と外の寒暖差による激しい温度差、寝苦しさによる睡眠不足で自律神経の働きが乱れることも夏バテの原因になります。

夏バテになりやすい人

睡眠不足

季節を問わず体調不良、自律神経のバランスを乱す原因です。

夜更かしすることが多い

夜遅くまで無理に交感神経を働かせるため、副交感神経への切り替えが上手くいかなります。
睡眠の質に影響し、疲労回復しにくくなってしまいます。

冷房を低い温度で設定

身体が冷えて血流が悪くなり、むくみ、怠さ、疲労を起こしやすくなります。
冷房のきいた部屋と外の行き来による急激な温度変化身体はその気温に順応しようと頑張ります。

シャワーだけの入浴

シャワーだけだと深部体温の有効な変化が得られにくくなるので、睡眠の質を下げてしまう可能性があります。

運動不足

運動は体力だけでなく、自律神経のバランス調整や睡眠の質にも関与しています。
運動不足は筋肉や身体の各器官の機能が低下するため、適度な運動で基礎体力と代謝を上げましょう。

冷たい飲み物を飲み続ける

胃腸が働きやすい温度は36℃程度です。
冷たい飲料水をたくさん飲むと胃腸の負担が大きくなり、機能が低下していきます。

食事の偏り

夏場は口当たりの良いさっぱりした食事で済ませてしまうことが多くなります。
体温調節に重要なビタミン・ミネラルが不足しがちになり、一層疲労感が増すという悪循環に陥ってしまいます。

夏バテの対策

睡眠時間を確保する

睡眠中は成長ホルモンなどの分泌が活発になり、体の疲労回復や細胞の修繕がされています。
睡眠時間を十分に確保できない場合は、20分程の昼寝で補うと効果的です。

生活リズムを整える

人間には体内時計があり、朝日を浴びると調整されます。
さらに、朝ごはんをしっかり食べると身体が動く準備をしてくれます。

冷房設定に気をつける

体温調節は、交感神経・副交感神経のバランスによって保たれています。
冷房の設定は、外気温との差が5℃以下を目安としましょう。

身体状態に合わせて大きな温度変化を受けないように設定することが大切です。

水分補給の対策

水分補給は、のどが渇いたと感じた時には遅いのです。
体重の3%に相当する水分が失われると脱水により身体の機能が低下してしまいます。
脱水症状を予防する目安として朝・晩の体重の差が2%をこえないようにこまめに水分補給をしましょう。

適度な運動の対策

夏バテしない身体を作るには、軽い運動が効果的です。
ジョギングやウォーキングなどの有酸素運動は、体内で酸素を効率よく使う軽い運動なのでおすすめです。

この記事の結論は?

以上が「夏バテ対策」についてのお話でした💁‍♀️
雨が降っていても気温も湿度も高い日がありますので、皆様も夏バテには気をつけてお過ごしください。

おすすめの記事