睡眠と台風

この記事でわかること

こんにちは!仙台青葉店の石川です😊
今週も明るく、元気に、真剣に頑張ります!
さて、今回は「睡眠と台風」についてのお話です。
台風と言えば7月から増加し始め、8月~9月になると発生件数がピークになるという傾向がありましたが、近年は地球温暖化による気候変動や異常気象によって毎年変動しています。
特に8月下旬から10月にかけては季節の移り変わりも重なって日照時間、気温、気圧の変化が激しく、体調も崩しがちになります。
そんな季節は「何だか身体がだるい…」「よく眠れなくて睡眠不足かも…」と感じる人も多いのではないでしょうか?

気象病とは?🤔

以前もお話したことがある「気象病」という言葉。
天候が悪いとき、頭痛やだるさを感じたり、なぜかネガティブな気持ちが強くなったりすることはありませんか?
実は、検査を受けても異常がないと言われてしまうことが多い症状です。
気象病も不眠も目に見えるケガと違って本人にしか分からない症状がほとんどのため、周りから「やる気が足りない」「怠けている」と思われてしまうことがあります。
体調不良を訴えてもなかなか理解されず、悩んでうつ病に発展してしまう事例もあります。

  • 頭が重く、頭痛がする
  • めまいや耳鳴りがする
  • 手足がむくむ
  • 関節が痛む
  • 消化不良
  • 便秘や下痢気味になる
  • だるく倦怠感があり、やる気が出ない
  • 気分が落ち込む
  • 睡眠不足、眠れない、眠りが浅い

症状の出方は人それぞれで不調になる時期、時間、部位も異なり、何の前兆もないまま突然全身に現れる可能性もあります。

台風の何が原因?👀

梅雨の時期は長期間にわたって高温多湿の状況が続きますが、台風は比較的短期間であり、涼しい季節にも発生します。

1気圧の低下

気圧が低下することで酸素濃度が低くなります。
酸素が低い状態になると日中でも眠気を感じやすくなり、交感神経も副交感神経も両方を刺激するのでバランスが崩れやすく、自律神経の乱れにもつながります。

2日照時間が減る

日中に日光を浴びることで覚醒し、夜には質の良い睡眠が得られます。
台風の時期は空が暗く十分な日光が得られないため、日中に眠気が出てきてしまったり、夜に寝付きにくくなったりしてしまいます。

3血流やリンパの流れが悪くなる

山の上にスナック菓子の袋を持っていくと気圧の変化で袋がパンパンに膨らみますが、人間の身体も同じように気圧が低くなると血管やリンパ管が膨張して血流が悪くなります。
膨張した血管が頭蓋骨や脳を圧迫して頭痛が起こったり、低血圧になってめまいやだるさが出たりします。

体調不良対策💪

1適度な運動

天候が悪い日は室内にいることが多くなり、運動不足になりがちなため、日中のダルさに加え質の良い睡眠がとれず疲れが溜まり続けてしまいます。
メリハリのある生活を心掛けて適度に体を動かし、疲れやダルさを解消するようにしましょう。

2規則正しい食事タイミング

天候が悪いと朝すっきりと目覚めることが難しくなりがちです。
朝食をしっかり取ることで胃腸が動き、体、頭と覚醒します。
また、夜の寝る直前に食事を取ってしまうと食べ物が消化しきれず、胃腸が動いている状態なので眠気がおこりにくくなります。
生活リズムが整うように適切な時間に食事をしっかり取りましょう。

3入浴

温かいお湯にゆっくりつかることで血流が良くなり、ダルさや疲れも解消でき、就寝前に自然な眠気を誘い質の良い睡眠へもつながります。
お湯の温度は38℃程度のぬるめが良く、入浴時間は25~30分程度が理想的です。
睡眠の質を考えるうえでは、お風呂の温度はなるべくぬるめにすることを心がけましょう。

4睡眠時間を確保する

睡眠中は成長ホルモンなどの分泌が活発になり、体の疲労回復や細胞の修繕がされています。
睡眠時間を十分に確保できない場合は、20分程の昼寝で補うと効果的です

この記事の結論は?

以上が「睡眠と台風」のお話でした💁‍♀️
台風が発生しやすい時期は、できる限りの対策をすることで症状は軽減される可能性があります。
ポイントをおさえて天候による不調から体を守り、日中のダルさ解消、夜の質の良い睡眠を目指しましょう✨

 

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