睡眠と枕

この記事でわかること

こんにちは!仙台青葉店の石川です😊
今週も明るく、元気に、真剣に頑張ります!
さて、今回は「睡眠と枕」についてのお話です💁‍♀️
以前、はなまる日記 第431話 枕の選び方💭 について投稿しましたが、今回は少しアップデートした内容でお話して参ります。

枕の交換時期

枕の寿命は平均すると3~4年程度です。
ただし、枕の寿命は素材や使い方によっても変化するため、短ければ1年、長ければ5年となる場合もあります。
手入れの仕方によっては、通常よりも耐用年数を延ばすことができる可能性もあります。
替え時のサインは、枕の寝心地が悪くなったと感じ、首や肩が痛くなる場合です。

枕そのものの様子に変化がみられ、低くなってきたり硬くなってきたりした場合も替え時とも言えます。
枕がへたると高さがあわなくなり、睡眠の質に影響が出始めます。
睡眠の質が下がり、眠りが浅くなることで何度も目が覚めたり、たくさん睡眠時間をとっても疲れがなかなか取れなかったり、血行不良が生じて体に不調が生じたりする恐れもあります。

枕の選び方

寝る時に自分の頭を支えてくれる枕は、睡眠をとるうえで重要な寝具の一つです。
高すぎたり低すぎたりすると首が不自然な角度に向いてしまい、首まわりの筋肉が緊張して神経を圧迫し、肩こりや寝違い、いびき、睡眠時無呼吸症候群の原因にもなります。

枕を選ぶときのポイントは4つあります。

  • 高さ
  • 素材
  • 硬さ
  • サイズ

この4つを基準に枕を選ぶとより自分に合った枕を見つけやすくなります。

4つのポイントとは?

1高さ

製品や素材ごとに異なるため、自分に合った高さの枕を探しましょう。
枕の高さを選ぶ際の基準として挙げられるのは、就寝中の寝姿勢体型です。

仰向け寝のポイント

・背骨が緩やかなS字カーブを描く高さ
・首にシワが入らない、又は首が突っ張らない状態

横向き寝のポイント

・頭から背中の骨が真っすぐになる高さ
自分の人差し指の長さが丁度良い枕の高さとの目安になるので覚えておくと便利ですよ。
体格による一般的な高さの目安は

  • 細身体型:2.5~3cm
  • 標準体型:3~4cm
  • がっしり体型:4~5cm

2素材

使われている素材によって、枕の使い勝手や寝心地は異なります。
基本的には通気性、吸放湿性がある蒸れにくい素材がおすすめです。
人は睡眠中にコップ1杯分の汗をかくため、通気性、吸放湿性がない素材は衛生面も悪く、寝苦しさに繋がる可能性あります。
◆そばがら
・安定感がある
・通気性が良く、熱の発散に優れている
・汗を吸収する
◆低反発ウレタン
・凹凸に合わせて沈み込む
・頭を包み込むように支える
◆高反発ウレタン
・適度な反発力がある
・フィット感と弾力がある
◆パイプ
・通気性に優れいてる
・水洗いができる
◆羽毛
・包み込むような寝心地
・復元性が高い
◆羽根
・ふんわりした寝心地
・吸湿性と放出性に優れている
◆ポリエステル綿
・弾力性がある
・ふんわりした感触
◆ファイバー
・通気性が高い
・水洗いできる

3硬さ

枕が硬すぎると肩こりの原因となり、柔らかすぎる場合は頭が沈み込んでしまい、後頭部に圧迫感が生じてしまいます。
枕は硬すぎず柔らかすぎず、丁度良い硬さを選ぶことが大切です。
製品や素材の密度によってそれぞれ異なるため、より正確な硬さを把握するには、手で触るだけではなく、実際に頭を乗せて硬さをチェックすることがおすすめです。

4サイズ

寝返りの打ちやすい大きさを選びましょう。
人は一晩の間に20回~30回程度の寝返りを打つとされ、適度な寝返りによって血行不良を防いでいます。
枕が小さいと寝返りを打った時に枕から頭が落ちてしまい、寝姿勢が崩れて寝返りが打ちにくくなる可能性があります。
寝返りをしても充分に肩先まで支えてくれるサイズの目安は横幅が60cm程度、奥行きが40cm以上が理想です。
枕の大きさは自分の頭3個分を目安にすると左右に寝返りを打っても枕から落ちることが少なくなります。

この記事の結論は?

以上が「睡眠と枕」についてのお話でした💁‍♀️
日中の基本姿勢では、常に頭の重さや首を体幹が支えていなければなりません。
夜寝るときは、体に負担をかけない枕と睡眠姿勢で休ませてあげることが大切です✨
また、枕はお手入れしていても寿命(耐用年数)があるので、定期的にチェックして交換するようにしましょう。

おすすめの記事