睡眠とアロマ

この記事でわかること

こんにちは!仙台青葉店の石川です😊
今週も明るく、元気に、真剣に頑張ります!
さて、今回は「睡眠とアロマ」についてのお話です。
以前、はなまる日記 第490話 睡眠とアロマ✨で投稿しましたが、今回は少し内容をアップデートしてお伝えしていきます。
アロマ=アロマオイルは香りで心身をリラックスさせる効果があります。
自分に合う寝具や睡眠グッズを使っていても、たま~になかなか眠れない日があったりしませんか?
そんな時は、自分に合う香りを見つけて、その時の疲れ・不安・ストレスを和らげてあげましょう✨

アロマの効果とは?

なぜアロマオイルが睡眠の質を上げてくれるのか気になりますよね。
人間の嗅覚は脳とダイレクトに結びついており、快・不快が瞬時に伝わります。
アロマオイルの心地よい香り=嗅覚を魅了する香りには、 心身をリラックスさせる効果があり、「副交感神経」という自律神経が優位になるように働きかけてくれるのです。

自律神経に「交感神経」と「副交感神経」の2種類があることは、ご存じの方も多いかと思います。
この2つの自律神経がバランスをとることで心身のバランスが整い、睡眠の質も良い状態に保たれます。
通常、夜は副交感神経が優位になってリラックスモードになり、自然と眠りへと入っていきます。
しかし、不安やストレスなどによって就寝前に交感神経が働いてしまうとなかなか寝つけず、睡眠の質が下がってしまうのです。
質の高い眠りのためには、眠る前に心身をリラックスさせて「副交感神経」を優位にしておくことが重要となります。
ただ、「良い香りを嗅げばそれだけで安眠できる」というわけではなく、アロマはあくまで二次的な要素になります。
質の良い睡眠のためにさらに重要なのは、食事や睡眠などの規則正しい生活習慣や日光浴です。
あくまで入眠をサポートしてくれる方法の一つとして捉えるといいでしょう。

アロマの使い方は?

アロマはその日の体調や気分によっても好みが変わるので、実際に嗅いでみてフィーリングで選ぶのが一番いいと言われています。
メーカーの違いだけでなく、値段によっても品質が大きく異なるため品質表示を確認して選ぶようにしましょう。

睡眠前

一番手軽なのはティッシュやコットンにアロマオイルを1滴含ませて、パジャマの胸ポケットに入れておく方法です。
寝返りを打つたびにほのかに香ってリラックスでき、特別な道具も必要ない上、お手入れなども不要という手軽さが魅力です。
パジャマにポケットがない場合は、アロマオイルを垂らしたティッシュやコットンを枕の下や枕元に置いておくだけでもいいでしょう。
手軽さの面では、枕元にアロマスプレーを吹きかける方法もいいかもしれませんね。

部屋

部屋全体に香りを拡散させたいのであれば、アロマディフューザーを使うのが便利です。
特に水蒸気で拡散させるタイプのものであれば、部屋の加湿もしてくれるので乾燥する秋冬の季節にはぴったりです。
使用量の目安は、6〜8畳の部屋に対してアロマオイル4〜5滴です。

入浴時

入浴時にアロマを使うという方法もあります。
ただし入浴中に使うときは、粗塩や日本酒大さじ1にアロマオイルを3〜5滴混ぜ合わせてから湯船に入れてください。
アロマオイルだけを入れてしまうとお湯と分離してオイルが浮いてしまいます。
また、肌に直接オイルが付着して肌荒れの原因にもなり得るので使い方には注意してください。

アロマキャンドル

アロマキャンドルには炎のゆらぎで視覚もリラックスできる効果があります。
ただし、キャンドルは火を使うので後始末を忘れないように注意する必要があります。
最近では、火を使わずにUVライトを当てて溶かすタイプのアロマキャンドルなどもあります。
インテリアに馴染むお洒落なものもあるので、火の扱いが心配な方はおすすめです。

効果的な香りとは?

自分に合う好きな香り以外にもリラックス効果がある香りもチェックしてみましょう。

ラベンダー

睡眠効果があるアロマとして最も有名なのがラベンダーです。
穏やかな香りには自律神経を整える作用があり、前述でお話した「副交感神経」を優位にしてくれる効果があります。
ラベンダーは品種が多く種類によって効果も違ってきます。
睡眠時には「真正ラベンダー」や「ラベンダー・アングスティフォリア」がおすすめです。
ラベンダーのアロマを買うときには品種を確認してください。

ベルガモット

ラベンダーと同じ主成分が含まれており、柑橘系の甘い香りが精神的なストレスや疲労を和らげる効果があることで知られています。

スイートオレンジ

心身をリラックスさせてエネルギーの循環を促す作用があります。
緊張感が強かったり、考えが凝り固まったりした時は、スイートオレンジの香りで頭と心をほぐしてみるのも◎。

プチグレン

柑橘系植物から抽出されており、やわらかな香りで神経の昂ぶりをほぐしてくれる作用があります。
柑橘系の爽やかで甘い香りと、森林浴をしているようなウッディ調の香りを同時に楽しめます。
寝つきが悪い日に試してみてください。

スイートマジョラム

スパイシーな香りが好きな方には、スイートマジョラムもおすすめです。
スパイシーさ、暖かさ、甘さのバランスがよい香りで、ほっと一息つけます。
安眠効果やリラックス作用、ストレス緩和作用などがあると言われています。

ローズゼラニウム

バラに似たフローラルな香りです。
心身をリラックスさせるとともに気持ちを前向きにさせる作用も期待できるため、落ち込んでしまって寝つきにくい日にもおすすめです。

この記事の結論は?

以上が「睡眠とアロマ」のお話でした。
アロマオイルは香りが強いため、一度にたくさん使わず適切な使用量を守ってお使い下さい。
また、乳幼児や妊婦の方、アレルギーがある方、ペットなどの動物には向かないアロマもあります。
乳幼児やペットがいるご家庭や妊娠中の方は特に、注意事項をよく読んでから使用しましょう。

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