この記事でわかること
今週も明るく、元気に、真剣に頑張ります!
さて、今回は「枕の寿命年数」についてのお話です💁♀️
今、あなたが使っている枕は、いつ頃から使用していますか?
たくさんのメーカーさんからいろいろな種類、素材、大きさ、高さの枕が販売されていますが、実はどの枕にも寿命があることはご存知でしたか?
素材別の耐用年数と枕の買い替えサイン、枕の寿命を延ばすコツについてお話していきます。
枕の寿命とは?
枕の寿命は「耐用年数」と呼ばれており、平均で3〜4年程度となっています。
使用方法や素材によって変わりますが、長いもので5年、短いもので1年とさまざまです。
枕の質は睡眠に影響を与えるため、1〜2年使用したら枕の見直しや適切な頻度で買い替えが必要です。
枕の寿命が過ぎても枕自体を使い続けることはできますが、枕の本来の機能は失われます。
枕がへたって自分に合った高さよりも低くなることで寝姿勢が悪くなり、首に大きな負担がかかります。
また、睡眠の質が低下で何度も目が覚めてしまったり、血流が悪くなってしまったりなどの原因にも繋がります。
洗濯可能な枕であっても長く使えば汗や皮脂、ダニ、ほこりなど汚れが溜まります。
奥まで入り込んだ汚れを完全に除去するのは困難です。
このことからも健康面、衛生面ともに、寿命を過ぎた枕の使用は避けた方が良いことがわかります。
場合によってはアレルゲンを吸い込んで喘息やアレルギーの原因にもなりかねないため、適切なタイミングで買い替えるようにしましょう。
素材で寿命が違うの?
耐用年数は、枕の素材、使用方法、環境の変化によっても異なります。
素材別の耐用年数と買い替えのサインは下記のとおりです。
わた
【1~3年】
使用しているわたのランクによって年数は異なりますが、弾力性・ボリューム感が失われて枕の高さが低くなった時、へたりを感じたら買い替えの時期です。
そばがら
【1~2年】
買い替えのサインは、高さが低いと感じるときやそばがらが割れて白い粉が出てくるときです。
そばがらは使い続けていると徐々にそばがらが割れて粉状になります。
そばの粉は、アレルギーの元になったり虫が付きやすくなったりするため早めに買い替えるようにしましょう。
羽(フェザー・ダウン)
【2~4年】
買い替えサインは弾力やボリュームが減って枕が低くなり、高さが合わなくなったときです。羽は使い続けているとへたってきたり羽の中心部分が枕から飛び出してきたりします。
また、羽が刺さってしまい枕の生地が傷み使用できなくなる場合もあります。
ポリエステルわた
【1~3年】
買い替えサインは枕の形が変わる、高さが合わなくなる、弾力が無くなり硬くなるといった状態になったときです。
使い続けていると素材同士が絡まって固まりができ、枕の表面が凸凹して寝心地が悪くなります。
ビーズ
【1~3年】
買い替えのサインは、ビーズを覆っている枕の側生地が伸び、形が変わってきた状態のときです。
ビーズは流動性が高いため、側生地が伸び枕が劣化する原因になります。
ポリエチレンパイプ
【4~5年】
買い替えのサインは、パイプが潰れているものが多くなった状態のときです。
パイプが潰れて細かくなると寝苦しさを感じたり、息苦しさを感じたりと寝心地が悪くなります。
ウレタン(低反発・高反発)
低反発・高反発問わず、ウレタン製の枕の耐用年数はウレタンの密度によって異なり、密度が高くなればなるほど寿命は長くなります。
買い替えのサインは、頭を置く部分がへたってきたり、弾力が無くなっていたり、押しても反発せず寝ていて後頭部に圧迫感を感じるようになった状態のときです。
枕の寿命を伸ばす方法は?
枕もリーズナブルなものから高価なものまでありますが、自分に合ったお気に入りの枕であれば長く使っていきたいですよね。
枕の耐用年数を最大限伸ばす3つのポイントをおさえておきましょう。
定期的に洗う
枕のカバーを毎日交換して洗うことで清潔に保てますが、枕本体は頻繁に洗うことはできません。
水洗い可能な素材の枕の場合は、定期的に洗って枕を清潔に保つようにしましょう。
枕をキレイに保つことは、長く枕を使用するのに欠かせません。
ただし、枕を洗う前には必ず洗濯表示を確認して洗濯機で洗えるのか、手洗いなのかを確認しましょう。
また、自宅で洗えるものなのか、クリーニングなどの専門店で洗えるものなのかも確認が必要です。
枕が洗えない素材の場合のお手入れは、洗濯表示に従って陰干し、または天日干しをしましょう。
素材によって、直射日光が良い場合と悪い場合があります。
洗えない素材の枕が汚れてしまった場合は、しっかりと絞ったタオルで汚れた部分を叩きます。
汚れが除去できたら濡れた部分をドライヤーなどでしっかりと乾かしましょう。
カバーやプロテクターで保護する
汚れは、枕の中材の劣化の原因となります。
特に洗濯できない素材の枕の場合、干すだけでは汗や皮脂などの汚れは取れず、徐々に溜まっていってしまいます。
防水機能が備わった生地でできているものを選べば、枕本体まで汚れが通りにくいため、結果として枕の寿命を延ばすのに効果的です。
髪の毛、汗はしっかり乾かしてから寝る
そのため、枕を衛生的に使う為にもお風呂上りはしっかりと髪はドライヤーで乾かしてから寝ることを心がけましょう。
また、寝ている間にはコップ1杯分の汗をかくと言われており、寝汗が溜まるとカビやダニが繁殖してしまうことになります。
お天気のよい時になるべくこまめに干しましょう。
この記事の結論は?
新しく購入するときも耐用年数やお手入れ方法なども考慮して選ぶことをおすすめします。
枕を清潔に使うことは耐用年数を最大限伸ばすだけではなく、睡眠の質の低下を防ぎ、肌荒れなどを予防することにも繋がります。
弊社でも多様な枕を販売しておりますので、買い替えの際はぜひご検討ください✨