就寝中の暖房

この記事でわかること

こんにちは!仙台青葉店の石川です😊
今週も明るく、元気に、真剣に頑張ります!
さて、今回は「就寝中の暖房」についてのお話です🌛
皆様は、寝るときに暖房をつけておきますか?
それとも消してから寝ていますか?
以前、はなまる日記の第459話で「寝るときのエアコン~暖房編~」についてお話をしたことがあります。
今回は少しアップデートした内容でお話して参ります。

つけっぱなしでも大丈夫?

一般的に寝室環境は室温20℃前後、湿度40~60%、寝具内温度30℃前後に保つことが推奨されています。
そのため、眠る少し前にエアコンを20℃前後に設定して運転し、朝までつけっぱなしにしても大丈夫です。
最新のエアコンには「おやすみモード」や「快眠モード」などで室内の状態を感知して自動調整してくれるものもあります。
つけっぱなしにしたくない場合は、オフタイマーを使いましょう。

ただしその場合は、保温性と通気性を兼ね備えた寝具、寝間着を選ぶなどの寝室の温度低下に備えた工夫をする必要があります。
冬の寝室温度は何もしなければ10℃前後で、湿度も低く、寝具内温度も整うことはありません。
エアコンの暖房を使う/使わないに関わらず、空気は乾燥してしまうので加湿器をつけたり、室内干しや観葉植物を置いて室内を加湿するようにしましょう。

寒すぎても暑すぎてもダメ

深く寝るためには「深部体温」がしっかりと下がることが大切で、寝室の温度は「やや涼しい」くらいが適切です。
冬は部屋の環境温度が下がり、布団の内部の温度も下がってしまいます。
布団に入ったときに「布団の中が寒い」と感じるとまずは温度を上げようとします。
人間の体は、寒さに反応して体温を上げようとするため、交感神経が優位になります。
交感神経が優位になると脳も覚醒し、手足の血管が収縮して熱を逃がさないように働くことでスムーズに寝付くことができなくなることが多いです。
また、逆に部屋を暖めすぎると寝汗や寝苦しさによる睡眠の質の低下を招く原因になります。

そのため、睡眠不足や睡眠障害などに陥りやすく、布団に入っても「寒くて寝つけない」、朝起きても「寒くて布団から出られない」といったことが起こります。
寝る前は部屋と寝具をしっかり暖めておいたり、暖房をつけて適温を保つことが大切です。
暖房の電源を切る場合は、起床の30分程度前から暖房を入るようにタイマーで設定しておくのもおすすめです。

寒くなったら注意すること

ヒートショックに注意!

お部屋の温度が低い状態で布団の中との温度差が大きいとヒートショックのリスクがあります。
実は、寝室もお風呂場や脱衣所と同じようにヒートショックが起こりやすい危険な場所なのです。
部屋の温度が保たれている状態でお布団に入るようにしましょう。

ヒートショックとは?

この現象は寒い季節に起こりやすく、気温の急激な温度変化で血管が縮み、血圧が大きく上がります。
暖かい部屋から寒くなった寝室、布団の中、浴室、脱衣所、トイレなどへ移動し、急激な温度変化(寒暖差)が原因で意識を失ってしまう事故が毎年後を絶たちません。
意識を失うことによる転倒での怪我、失神、脳梗塞、心筋梗塞や不整脈などが起こります。

ヒーター・電気ストーブは電源を切ること

寝る前に石油ファンヒーターや電気ストーブなどの電源は切ってください。
寝ている間に一酸化炭素中毒による事故、引火、火災の原因にもなるため、付けっぱなしは絶対にやめましょう。
部屋の温度を適温に保ちたい場合は、エアコンを使うようにして事故を防止しましょう。

この記事の結論は?

以上が「就寝中の暖房」についてのお話でした💁‍♀️✨
寒くなると温かい素材の寝具、湯たんぽ、電気毛布などに注目しがちですが、室内の温度も重要になってきます。
快適な睡眠でしっかり体調を整えて、寒い季節を一緒に乗り切りましょう💪

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