睡眠の姿勢

この記事でわかること

こんにちは!仙台青葉店の石川です😊
今週も明るく、元気に、真剣に頑張ります!
さて、今回は「睡眠の姿勢」についてのお話です💁‍♀️
以前にはなまる日記 第443話 寝るときの姿勢🌙という記事を投稿していましたが、今回は少しアップデートした内容でお話して参ります。

寝姿勢とは?

皆様は、いつもどのような姿勢で寝ていますか?
“寝姿勢”とは、寝ている時の姿勢のことで主に仰向け、横向き、うつ伏せなどがあります。
背骨が自然な状態の寝姿勢で眠ると効率的に疲労回復でき、背骨の歪みを整える効果が期待できます。
反対に寝姿勢が崩れている場合、肩こりや腰痛、首の痛み、寝起きのだるさなど、翌日の体調に悪影響を及ぼすこともあります。
“理想の寝姿勢”は、真っ直ぐに立った姿勢(正常立位姿勢) に近い背骨のラインを保つことです。

どの姿勢がいいの?

一番正しい寝姿勢は仰向け寝

体の歪みが生じにくく、一番良い姿勢で眠れるのが仰向けです。
お腹や胸が上を向いているので、肺が圧迫されることもなく呼吸がスムーズに出来ます。
人は直立姿勢を楽にするために、背骨がなだらかなS字状にカーブしています。
そのため、寝姿勢でも 背骨のカーブを自然な状態に保つことで体の圧力が均等に分散されて血液が循環しやすくなります。

ただし、仰向けで寝る場合は、枕が高過ぎると気道を圧迫して「いびき」をかきやすくなります。
また、顔が上を向いているので舌が喉に落ちやすく、口呼吸によって風邪をひきやすくなったり、睡眠時無呼吸症候群の原因になることもあります。

横向き寝

頭が適切な高さで支えられ、背骨が真っ直ぐになることで、首や肩にかかる負担を抑えることができます。
舌が喉に落ちにくく、いびきや睡眠時無呼吸症候群の悩みがある方にはおすすめです。
横向きで寝る場合、枕の高さはプラス1cmが目安です。
右側を下にして寝る場合は、重い腎臓が下になるので心臓への負担が軽くなり、血流が妨げられることはありません。
左側を下にして寝ると心臓に血液が戻りやすくはなりますが、胃腸には負担がかかりやすくなります。
毎日、同じ方向の横向きで寝ている血流が悪くなり、筋肉のこりや冷えの原因に繋がることもあり、首や背骨などの骨格が歪みやすくなるので注意が必要です。

うつ伏せ寝

体の前面を下にして寝ることでお腹が温められ、リラックスしやすく、安心感を得られるという人もいます。
舌が落ち込むことによる気道の妨げがないため、いびきをかきにくくなることや肺に心臓の重みがかからない寝姿勢なので、咳が出ている時は呼吸がしやすいとも言われています。
うつ伏せで寝る場合、枕の高さマイナス1~2cmが目安です。
首を曲げて顔を枕に押し付ける形になるため、背骨や首がねじることで体の歪み、寝起き時の首の痛みやこり、輪郭や歯並びの歪み、顎関節症のリスクが高まります。
また、胸部を圧迫してリンパの流れを妨げる可能性があるため、むくみにつながることもあります。

体調を改善する寝姿勢

デメリットの多い寝姿勢でも体に不調がある場合は、眠りやすくなることもあります。
体調によって眠る姿勢を変えてみるのも一つの療法です。

  • 猫背:仰向け
  • 腰痛:横向き、うつぶせ
  • いびき:横向き、うつぶせ
  • 肩こり:仰向け、うつぶせ
  • 膝の痛み:仰向け、横向き
正しい寝姿勢を保つことで体全体の緊張が和らぎ、ストレスを軽減することができます。
睡眠中に自身の姿勢を意識することは難しいので、理想の寝姿勢をサポートしてくれる寝具を選ぶことが大切です。
枕は首のS字カーブを整えてくれる高さのもの
マットレスは寝返りが打ちやすい弾力性があるもの
骨格、体型、体のカーブは人それぞれ異なるため、最適な枕の高さや寝具の硬さも異なります。
仰向き寝、横向き寝のどちらでも理想的な寝姿勢を保てるように、自分の体に合った寝具を使い、健康と質の高い睡眠を心掛けましょう。

この記事の結論は?

以上が「睡眠の姿勢」についてのお話でした💁‍♀️
寝るときの姿勢によって寝具が傷んでしまったり、厚みが無くなってしまうことがあります。
自分の体に合ったお布団のリフォームや枕を新しくする際は、ぜひ弊社へお気軽にご相談ください🤗
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